CASE STUDY

三菱UFJ国際投信

投資信託の関連情報の公開をCData API Server を開発運用基盤とすることで短期間・低コストで実現。業界全体のFintech / オープンイノベーションの加速へ。





三菱UFJ 国際投信の投資信託の関連情報のオープンAPI 構築・運用基盤にCData API Server が採用 されました。この「投信ファンド情報API」では、業界に先駆けて三菱UFJ 国際投信が運用する全 公募投資信託の基準価額、純資産などを公開しています。API での情報提供により、お客様、投資信 託情報サービス業者、情報発信者に迅速かつ扱いやすい形で情報を届けることが可能になりました。


Challenge:

  • 全公募投資信託の情報という大きなスコープ
  • 業界に先駆けたAPI 公開であり、リーンスタートが必須
  • Fintech / オープンイノベーション加速

Solution:

  • RDB をAPI のデータソースとして、CData API Server を導入
  • 本格的なREST API を短期間で構築・公開

ファンドAPI 公開を主導されたIT 推進部 IT イノベーション推進グループの村山智輝シニアマネジャーにお話を伺いました。

Q: 投資信託関連情報のAPI 公開の目的は?

村山氏: 投資信託は、預金と比べまだまだ保有されている方が少ない金融商品です。その背景には預 金や単一の株式投資と比べてわかりづらさがあるのではないかと感じています。私たちは情報提供を スムーズにし、投信情報ポータルや分析・情報発信者と協力して業界全体として「わかりやすさ」を 向上させていかなければなりません。お客様が見たいものは、三菱UFJ 国際投信の情報だけではあり ません。他社の投信との比較やいろいろな角度からの分析などをタイムリーに見たいと考えているは ずです。これには、情報を迅速かつ簡単に届けることができるオープン API が優れています。

今回のAPI 公開では、当社が先駆けて当社の全公募投信の情報を公開することによって、業界全体と して投信情報のAPI 公開をする流れができ、延いては投信情報の量および質が向上することを願った ものです。この思いから、多くの方々に投資信託の情報を使っていただけるように「投信ファンド情 報API」は無償で提供することに決めました。短期的な利益や、自社だけの取り組みを目指すのでは なく、投信情報へのアクセスを容易にすることで業界全体としてFintech 革命やオープンイノベーショ ンを喚起することが重要です。

Q: API 構築でCData API Server を選ばれたポイントは?

村山氏: 実は数年前からAPI 公開の構想はありました。ただし、 全公募投信の情報をAPI 公開するとなるとスコープが広く、多 くの費用と開発期間がかかってしまいます。また、当社では API 公開はまだ始まったばかりであり、大きな予算を使って固 まった仕様のAPI 公開とするよりも小さく・素早く・フレキシ ブルにスタートできる必要がありました。CData API Server は、業界標準の本格的なREST API を低コスト・短期間で実装 および運用ができる唯一の製品だと思います。また、本製品は RDB からクラウドサービスまで幅広いデータソースに対応していて、将来にわたり社内外の多様なデー タに対応することができると考えました。

Q: CData API Server を実際に使われたご感想は?

村山氏: API Server であっという間にAPI 開発が終わってしまって、使い勝手の感想を言うのが難し いです(笑)。CData API Server を採用したことによって、開発リソースは大半を基となるデータセッ ト開発に充てることができました。投資信託の関連情報は複数のデータソースのデータを整合性に注意 しながら最新のデータに日々更新する必要があります。これは自社のデータについてよく知っているエ ンジニアにしかできない仕事です。CData API Server は、それ以外の部分をすべて非常に短時間で実 装してくれました。REST エンドポイント化、クエリメソッドおよびOData 標準準拠のパラメータ設定、 ドキュメント生成までデータセット作成以外のすべての部分を短期間で仕上げることができました。ま た、投資信託の関連情報はさまざまなデータフォーマットでやりとりされ、各社で仕様が異なります。 本製品では出力仕様のバリエーションが広いため、データの利用者が自社のシステムに合わせてデータ を変更する手間を省くことができました。

Q: 今後のAPI 関連開発について

村山氏: 今般公開したのは基準価額、純資産や騰落率な ど投資信託の基本となるデータですが、これらにウェブ サイトの行動ログなど副次的に得られる情報と有機的に 結びつけ、新たなデータ(価値)の創出にチャレンジし ていきたいと考えています。 CData API Server を利用すれば異なるクラウド間であっ ても、あたかもひとつのシステムのように容易にデータ を統合することが可能となり、この思いを必ず形にして くれるはずです。







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