製品をチェック

Azure Data Lake Storage Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Azure Data Lake Storage アイコン Azure Data Lake Storage JDBC Driver 相談したい

Azure Data Lake Storage データに連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Mule アプリケーションからAzure Data Lake Storage データにアクセス:CData JDBC Driver

CData JDBC ドライバとHTTP、SQL を組み合わせれば、Azure Data Lake Storage データのJSON エンドポイントに接続できるMule アプリケーションを簡単に作成できます。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-07-28
azuredatalake ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
MuleSoft Anypoint ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData JDBC Driver for ADLS はAzure Data Lake Storage データをMule アプリケーションと連携することで、読みといった機能をおなじみのSQL クエリを使って実現します。JDBC ドライバーを使えば、Azure Data Lake Storage データをバックアップ、変換、レポート作成、分析するMule アプリケーションをユーザーは簡単に作成できます。

本記事では、Mule プロジェクト内でCData JDBC Driver for ADLS を使用して、Azure Data Lake Storage データのWeb インターフェースを作成する方法を紹介します。作成したアプリケーションを使えば、HTTP 経由でAzure Data Lake Storage データをリクエストして、JSON 形式で結果を取得できます。まったく同様の手順で、すべてのCData JDBC ドライバで250 を超えるデータソースのWeb インターフェースを作成できます。手順は以下のとおりです。

  1. Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作る。
  2. Message Flow にHTTP コネクタを追加する。
  3. HTTP コネクタのアドレスを設定する。 HTTP コネクタを追加・設定
  4. HTTP コネクタの追加後、Database Select コネクタを同じフローに追加する。
  5. データベースへの新しい接続を作成し(または既存の接続を編集し)、プロパティを設定する。
    • 接続を「Generic Connection」に設定
    • Required Libraries セクションでCData JDBC ドライバのJAR ファイルを指定する(例:cdata.jdbc.adls.jar)。 JAR ファイルを追加(Salesforce の場合)。
    • Azure Data Lake Storage の接続文字列にURL を指定

      Azure DataLakeStorage 接続プロパティの取得・設定方法

      Azure DataLakeStorage Gen 1 への接続

      Gen 1 DataLakeStorage アカウントに接続するには、はじめに以下のプロパティを設定します。

      • SchemaADLSGen1 を指定。
      • Account:アカウント名に設定。
      • AzureTenant:テナントId に設定。Azure Portal 内のAzure Data Lake プロパティから取得できます。
      • Directory:(オプション)複製したファイルを格納するためのパスを設定。指定しない場合は、ルートディレクトリが使用されます。

      Azure DataLakeStorage Gen 1 への認証

      Gen 1 は、認証方法としてAzure Active Directory OAuth(AzureAD)およびマネージドサービスID(AzureMSI)をサポートしています。認証方法は、ヘルプドキュメントの「Azure DataLakeStorage Gen 1 への認証」セクションを参照してください。

      Azure DataLakeStorage Gen 2 への接続

      Gen 2 DataLakeStorage アカウントに接続するには、はじめに以下のプロパティを設定します。

      • SchemaADLSGen2 に設定。
      • Account:ストレージアカウント名に設定。
      • FileSystem:このアカウントで使用するファイルシステム名に設定。例えば、Azure Blob コンテナ名など。
      • Directory:(オプション)複製したファイルを格納するためのパスを設定。指定しない場合は、ルートディレクトリが使用されます。

      Azure DataLakeStorage Gen 2 への認証

      Gen 2は、認証方法としてアクセスキー、共有アクセス署名(SAS)、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)、マネージドサービスID(AzureMSI)など多様な方法をサポートしています。AzureAD、AzureMSI での認証方法は、ヘルプドキュメントの「Azure DataLakeStorage Gen 2 への認証」セクションを参照してください。

      アクセスキーを使用した認証

      アクセスキーを使用して接続するには、AccessKey プロパティを取得したアクセスキーの値に、AuthScheme を「AccessKey」に設定します。

      Azure ポータルからADLS Gen2 ストレージアカウントのアクセスキーを取得できます。

      1. Azure ポータルのADLS Gen2 ストレージアカウントにアクセスします。
      2. 設定で「アクセスキー」を選択します。
      3. 利用可能なアクセスキーの1つの値を「AccessKey」接続プロパティにコピーします。

      共有アクセス署名(SAS)

      共有アクセス署名を使用して接続するには、SharedAccessSignature プロパティを接続先リソースの有効な署名に設定して、AuthScheme を「SAS」に設定します。 共有アクセス署名は、Azure Storage Explorer などのツールで生成できます。

      組み込みの接続文字列デザイナ

      JDBC 用のURL の作成にサポートが必要な場合は、Azure Data Lake Storage JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行してください。

      java -jar cdata.jdbc.adls.jar

      接続プロパティを入力して、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    • Driver クラス名をcdata.jdbc.adls.ADLSDriver に指定します。 設定したデータベース接続(Salesforce の場合)。
    • 「接続テスト」をクリックします。
  6. SQL Query Text をAzure Data Lake Storage データをリクエストするためのSQL クエリに設定します。例えば、SELECT FullPath, Permission FROM Resources WHERE Type = 'FILE'Select オブジェクトを設定(Salesforce の場合)
  7. Transform Message コンポーネントをフローに追加します。
  8. Output スクリプトを次のように設定して、ペイロードをJSON に変換します。
    %dw 2.0
    output application/json
    ---
    payload
            
    Transform Message コンポーネントをフローに追加
  9. Azure Data Lake Storage データを閲覧するには、HTTP コネクタ用に設定したアドレスに移動します(デフォルトでは、localhost:8081):http://localhost:8081。Web ブラウザおよびJSON エンドポイントを使用可能な他のツール内で、Azure Data Lake Storage データをJSON として利用できます。

これで、カスタムアプリケーションおよび他のさまざまなBI、帳票、ETL ツールからAzure Data Lake Storage データを(JSON データとして)扱うための簡易なWeb インターフェースを作成できました。Mule アプリケーションからお好みのデータソースにアクセスできる、JDBC Driver for ADLS の30日の無償評価版のダウンロードはこちらから。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。