本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →JDBI は、Fluent スタイルとSQL オブジェクトスタイルという2つの異なるスタイルAPI を公開する、Java 用のSQL コンビニエンスライブラリです。CData JDBC Driver for Adobe Analytics は、Java アプリケーションとリアルタイムAdobe Analytics data のデータ連携を実現します。これらの技術を組み合わせることによって、Adobe Analytics data へのシンプルなコードアクセスが可能になります。ここでは、基本的なDAO(Data Access Object )とそれに付随するAdobe Analytics data の読み書きのためのコードの作成について説明します。
以下のインターフェースは、実装されるSQL ステートメントごとに単一のメソッドを作成するためのSQL オブジェクトの正しい動作を宣言します。
public interface MyAdsReportDAO {
//request specific data from Adobe Analytics (String type is used for simplicity)
@SqlQuery("SELECT PageViews FROM AdsReport WHERE City = :city")
String findPageViewsByCity(@Bind("city") String city);
/*
* close with no args is used to close the connection
*/
void close();
}
必要な接続プロパティを収集し、Adobe Analytics に接続するための適切なJDBC URL を作成します。
Adobe Analytics はOAuth 認証標準を利用しています。 OAuth 統合またはサービスアカウント統合で認証できます。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得しなければなりません。認証方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
GlobalCompanyId は必須の接続プロパティです。Global Company ID がわからない場合は、Swagger UI のusers/me エンドポイントのリクエストURL で見つけることができます。Swagger UI にログインした後、ユーザーエンドポイントを展開し、「GET users/me」ボタンをクリックします。「Try it out」ボタンと「Execute」ボタンをクリックします。リクエストURL のusers/me エンドポイントの直前に表示されるGlobal Company ID をメモします。
Report Suite ID (RSID)は必須の接続プロパティです。Adobe Analytics UI で、「管理者」->「レポートスイート」に進むと、名前の横にある識別子とともにレポートスイートのリストが表示されます。
GlobalCompanyId、RSID、およびOAuth 接続プロパティを設定して、Adobe Analytics に接続してください。
JDBC URL の構成については、Adobe Analytics JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.adobeanalytics.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Adobe Analytics の接続文字列は、通常次のようになります。
jdbc:adobeanalytics:GlobalCompanyId=myGlobalCompanyId; RSID=myRSID; OAuthClientId=myOauthClientId; OauthClientSecret=myOAuthClientSecret; CallbackURL=myCallbackURL;
構成済みのJDBC URL を使用して、DAO インターフェースのインスタンスを取得します。以下に示す特定のメソッドはインスタンスにバインドされたハンドルを開くため、ハンドルとバインドされたJDBC 接続を開放するには、インスタンスを明示的に閉じる必要があります。
DBI dbi = new DBI("jdbc:adobeanalytics:GlobalCompanyId=myGlobalCompanyId; RSID=myRSID; OAuthClientId=myOauthClientId; OauthClientSecret=myOAuthClientSecret; CallbackURL=myCallbackURL;");
MyAdsReportDAO dao = dbi.open(MyAdsReportDAO.class);
//do stuff with the DAO
dao.close();
Adobe Analytics への接続を開いた状態で以前定義したメソッドを呼び出すだけで、Adobe Analytics のAdsReport エンティティからデータを取得できます。
//disply the result of our 'find' method
String pageViews = dao.findPageViewsByCity("Chapel Hill");
System.out.println(pageViews);
JDBI ライブラリはJDBC 接続を処理できるため、CData JDBC Driver for Adobe Analytics と統合することで、SQL Object API for Adobe Analytics を簡単に作成できます。今すぐ無料トライアルをダウンロードし、Java アプリケーションでライブAdobe Analytics を操作しましょう。