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Adobe Analytics Cmdlets 相談したいAdobe Analytics データにリアルタイム連携可能なPowerShell Cmdlets。SQL Server などのDB と同感覚で使えるCmdlets でAdobe Analytics のMetrics、Users、Reports、Segments に簡単にアクセス。
CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Cmdlets for AdobeAnalytics を使えば、PowerShell からAdobe Analytics データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for AdobeAnalytics およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。
まずは、PowerShell でAdobe Analytics への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。
Adobe Analytics はOAuth 認証標準を利用しています。 OAuth 統合またはサービスアカウント統合で認証できます。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得しなければなりません。認証方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
GlobalCompanyId は必須の接続プロパティです。Global Company ID がわからない場合は、Swagger UI のusers/me エンドポイントのリクエストURL で見つけることができます。Swagger UI にログインした後、ユーザーエンドポイントを展開し、「GET users/me」ボタンをクリックします。「Try it out」ボタンと「Execute」ボタンをクリックします。リクエストURL のusers/me エンドポイントの直前に表示されるGlobal Company ID をメモします。
Report Suite ID (RSID)は必須の接続プロパティです。Adobe Analytics UI で、「管理者」->「レポートスイート」に進むと、名前の横にある識別子とともにレポートスイートのリストが表示されます。
GlobalCompanyId、RSID、およびOAuth 接続プロパティを設定して、Adobe Analytics に接続してください。
モジュールのインストール:
Install-Module AdobeAnalyticsCmdlets
Adobe Analytics への接続:
$adobeanalytics = Connect-AdobeAnalytics -GlobalCompanyId $GlobalCompanyId -RSID $RSID -OAuthClientId $OAuthClientId -OauthClientSecret $OauthClientSecret -CallbackURL $CallbackURL
取得ターゲットのリソースの取得:
$data = Select-AdobeAnalytics -Connection $adobeanalytics -Table "AdsReport"
Invoke-AdobeAnalytics cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:
$data = Invoke-AdobeAnalytics -Connection $adobeanalytics -Query 'SELECT * FROM AdsReport WHERE City = @City' -Params @{'@City'='Chapel Hill'}
戻り値からカラム名のリストを保存します。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。
モジュールのインストール:
Install-Module MySQLCmdlets
MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:
$mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
Adobe Analytics、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Adobe Analytics のリソース(AdsReport)と同じテーブル名を持っている必要があります。
$data | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "AdsReport" -Columns $columns -Values $values
}
一度PowerShell でAdobe Analytics とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:
Select-AdobeAnalytics -Connection $adobeanalytics -Table "AdsReport" | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "AdsReport" -Columns $columns -Values $values
}
別のPowerShell モジュールで、Adobe Analytics を別のデータベースに複製する場合、Select-AdobeAnalytics cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
これで、Adobe Analytics データをMySQL に複製できました。分析、BI などでAdobe Analytics データをMySQL から使うことができるようになります。