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Airtable ODBC Driver

Airtable ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからAirtable にデータ連携。

Airtable データにデータベースと同感覚でアクセスして、Airtable のTables に使い慣れたODBC インターフェースで双方向連携。

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Airtable データのPostgreSQL インターフェース


SQL Gateway およびAirtable ODBC Driver を使用して、データアクセス用のPostgreSQL エントリポイントを作成。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト

インターネット上には、膨大な数のPostgreSQL クライアントが存在します。標準ドライバーからBI、Analytics ツールまで、PostgreSQL はデータアクセス用の一般的なインターフェースです。 ODBC Drivers に含まれるSQL Gateway を使用することで、どの標準クライアントからでも接続が可能なPostgreSQL エントリポイントを作成することができるようになります。

Windows でPostgreSQL データベースとしてAirtable データにアクセスするには、CData SQL Gateway およびODBC Driver for Airtable、EnterpriseDB のMySQL 外部データラッパーを使用します。この記事では、外部データラッパーをVisual Studio でコンパイルして拡張機能としてインストールし、PostgreSQL Server からAirtable データをクエリします。

Airtable への接続を構成する

接続プロパティが未設定の場合は、まずデータソースのODBC DSN で設定します。これはドライバーインストール時の最後の手順にあたります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。

Airtable への接続には、APIKey、BaseId、TableNames のプロパティが必須です。ViewNames は任意項目でテーブルのビューを指定することができます。

  • APIKey : アカウントのAPI Key。取得には、アカウントにログインして、API セクションで「Generate API Key」をクリックします。
  • BaseId : ベースのId。取得には、APIKey と同じ場所で、「Airtable API」をクリックするか、https://airtable.com/api に進み、ベースを選択します。"The ID of this base is appxxN2ftedc0nEG7." というメッセージがIntroduction セッションで表示されます。
  • TableNames : 選択されたベースのテーブル名のカンマ区切りのリスト。UI で見られるテーブル名と同じです。
  • ViewNames : table.view 形式のビューのカンマ区切りのリスト。UI でみられるビュー名と同じです。

リモートサービスを開始する

MySQL リモートサービスは、クライアントからのMySQL 接続の受信を待機するデーモンプロセスです。CData SQL Gateway でMySQL リモートサービスを構成するには、SQL Gateway の概要にあるセットアップガイド を参照してください。

MySQL 外部データラッパーを構築する

外部データラッパー(FDW)は、PostgreSQL を再コンパイルすることなく拡張機能としてインストールできます。Unix ベースのシステムでPostgreSQL を実行している場合、PostgreSQL Extension Network(PGXN)を使用してFDW(mysql_fdw)をインストールできます。Windows でPostgreSQL を実行している場合は、拡張機能をコンパイルして最新バージョンを使用していることを確認してください。以下のステップに従って、Visual Studio から拡張機能を構築するのに必要な編集を行います。

前提条件を取得する

外部データラッパーを構築するために、以下を行います。

  • PostgreSQL をインストールします。この例では、インストールにPostgreSQL 9.4 を使用します。
  • PostgreSQL の64 ビットインストールを使用している場合、PostgreSQL ソースからlibintl.h を取得します。64 ビットのPostgreSQL インストーラーは、現時点ではlibintl.h を含みません。
  • mysql_fdw 外部データラッパーへのソースを、EnterpriseDB から取得します。
  • MySQL Connector C をインストールします。この例では、MySQL Connector C 6.1 を使用します。

プロジェクトを構成する

必要なソフトウェアとソースコードを取得したら、Visual Studio で拡張機能をコンパイルする準備ができました。以下のステップに従い、mysql_fdw ソースを使用してプロジェクトを作成します。

  1. Visual Studio で、新しい空のC++ プロジェクトを作成します。
  2. Solution Explorer において、「Source Files」を右クリックし、「Add」->「Existing Item」をクリックします。ファイルエクスプローラーで、mysql_fdw からすべての.c ファイルと.h ファイルを選択します。

以下のステップに従ってプロジェクトを構成します。

  1. 64 ビットシステム用に構成するには、「Build」->「Configuration Manager」とクリックし、「Active Solution Platform」で「x64」を選択します。
  2. プロジェクトを右クリックして「Properties」をクリックします。
  3. 「Configuration」メニューで「All Configurations」を選択します。
  4. 「Configuration Properties」->「General」->「Configuration Type」と進み、「Dynamic Library」を選択します。
  5. 「Configuration Properties」->「C/C++」->「Code Generation」->「Enable C++ Exceptions」と進み、「No」を選択します。
  6. 「Configuration Properties」->「C/C++」->「Advanced」->「Compile As」と進み、「Compile as C Code」を選択します。
  7. 「Linker」->「Manifest File」->「Generate Manifest」と進み、「No」をクリックします。

以下のステップに従って必要な依存関係を追加します。

  1. 「Linker」->「Input」->「Additional Dependencies」と進み、「Edit」を選択して以下を入力します。 postgres.lib libmysql.lib WS2_32.lib Secur32.lib さらに、「Inherit From Parent」または「Project Defaults」がチェックされていることを確認します。
  2. 「Linker」->「General」->「Additional Library Directories」と進み、「Edit」を選択してPostgreSQL インストールのlib フォルダへのパスを追加します。
  3. 「Linker」->「General」->「Link Library Dependencies」と進み、「No」を選択します。
  4. プロジェクトの構成を完了するために必要なものを追加します。 「C/C++」->「General」->「Additional Include Directories」と進み、フォルダを次の順で追加します。 MyMySQLConnectorCInstallation\include MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include\server\port\win32_msvc MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include\server\port\win32 MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include\server MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include

Windows 用にmysql_fdw を構成する

プロジェクトを設定したら、Visual Studio でmysql_fdw を構築するために以下の変更を加えます。

  1. mysql_fdw.c で以下の定義を追加します。 #define dlsym(lib, name) (void*)GetProcAddress((HMODULE)lib, name) #define dlopen(libname, unused) LoadLibraryEx(libname, NULL, 0)
  2. mysql_load_library の定義で、以下の行を削除します。 mysql_dll_handle = dlopen(_MYSQL_LIBNAME, RTLD_LAZY | RTLD_DEEPBIND);
  3. mysql_load_library の定義に次の行を追加して、Windows ビルド用のmysql_dll_handle の割り当てを置き換えます。 mysql_dll_handle = dlopen("libmysql.dll", 0);
  4. mysql_fdw_handler 関数を呼び出す前に__declspec(dllexport)キーワードを付けてDLL から関数をエクスポートします。 __declspec(dllexport) extern Datum mysql_fdw_handler(PG_FUNCTION_ARGS);
  5. option.c でmysql_fdw_validator 関数の宣言に__declspec(dllexport)キーワードを追加して、DLL から関数をエクスポートします。 __declspec(dllexport) extern Datum mysql_fdw_validator(PG_FUNCTION_ARGS);

これで、Release 構成とビルドを選択できるようになりました。

拡張機能をインストールする

DLL をコンパイルしたら次のステップに従って拡張機能をインストールします。

  1. MySQL Connector C のlib フォルダへのパスをPostgreSQL を実行しているマシンのPATH 環境変数に追加します。
  2. プロジェクトのRelease フォルダからPostgreSQL インストールのlib サブフォルダにDLL をコピーします。
  3. mysql_fdw csource ファイルを含むフォルダで、myswl_fdw--1.0.sql とmysql_fdw.control を、PostgreSQL インストールの共有フォルダの下にある拡張フォルダにコピーします。例:C:\Program Files\PostgreSQL\9.4\share\extension.

PostgreSQL データベースとしてAirtable データをクエリする

拡張機能をインストールしたら、次のステップに従ってAirtable データへのクエリの実行を開始します。

  1. PostgreSQL データベースにログインします。例: C:\> psql -U postgres
  2. データベースの拡張機能をロードします。 postgres=#CREATE EXTENSION mysql_fdw;
  3. Airtable データのサーバーオブジェクトを作成します。 postgres=# CREATE SERVER Airtable FOREIGN DATA WRAPPER mysql_fdw OPTIONS (host '127.0.0.1', port '3306');
  4. MySQL リモートサービスが認識しているユーザーのユーザー名とパスワードにユーザーマッピングを作成します。以下は、サービスのサンプル構成におけるユーザーの資格情報です。 postgres=# CREATE USER MAPPING for postgres SERVER Airtable OPTIONS (username 'admin', password 'test');
  5. ローカルスキーマを作成します。 postgres=# CREATE SCHEMA Airtable_db;
  6. 定義したAirtable データベースですべてのテーブルをインポートします。 postgres=# IMPORT FOREIGN SCHEMA "CData Airtable Sys" FROM SERVER Airtable INTO Airtable_db;

これで、Airtable へのSELECT コマンドを実行することができるようになりました。

postgres=# SELECT * FROM Airtable_db."sampletable_1";