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Amazon Marketplace ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムAmazon Marketplace データに直接接続できる強力なツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにAmazon Marketplace にアクセスします。

Amazon Marketplace データにSQL Server のリンクサーバーとして接続する方法

ODBC Driver のSQL Gateway 機能を使ってAmazon Marketplace のリンクサーバーをセットアップ。

兵藤朋代
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-09-07
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CData

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SQL Server ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している兵藤です。

本記事では、SQL Server のTDS Remoting 機能を使ってAmazon Marketplace のリンクサーバーをセットアップする方法をご紹介します。リンクサーバーの利用には、CData ODBC ドライバに同梱されているSQL Gateway を使用します。 SQL Server のインターフェースでAmazon Marketplace への読み書き双方向のアクセスが可能になります。

Amazon Marketplace リンクサーバー利用シナリオ

  • SQL Server に接続しているアプリケーションでAmazon Marketplace データを利用したいがデータ接続を増やしたくない
  • Amazon Marketplace データをSQL Server のデータや他のリンクサーバーのデータをJOIN などして使いたい
  • 利用したいミドルウェア・BI ツールなどにODBC やJDBC の汎用のインターフェースがないが、SQL Server には接続できる

Amazon Marketplace DSN の設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAmazonMarketplace ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。または、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定できます。

Amazon Marketplace Appstore 認証を使って接続が可能です。

  • Amazon Marketplace Appstore で、CData Amazon Marketplace Drivers のページを開きます。
  • 「今すぐ承認」をクリックしで、「次へ」と進みます。出品者ID などの必要情報を記入してCData Drivers にAmazon Marketplace データへのアクセス権を付与します。
  • 手続きが完了すると、「MWS 認証トークン」が取得できます。
  • CData Drivers の接続設定画面で「Marketplace」(任意のマーケットプレイスの国)、「Sellerid」(出品者ID)、「Mwsauthtoken」(先に取得したMWS 認証トークン)を入力して接続を行います。

SQL Gateway でのAmazon Marketplace ODBC DSN を設定

CData ODBC ドライバにはSQL Gateway が同梱されています。このSQL Gateway に、Amazon Marketplace ODBC Driver をサービスとして設定します。

  1. 「スタート」画面から「SQL Gateway」を起動します。青い「C」のSQL Gateway ロゴが右下のインジケータに表示されます。 アプリケーションコンソールが開かない場合には、SQL Gateway アイコンを右クリックして、「Open Application」をクリックしてください。
  2. アプリケーションコンソールの「Service」タブを開いて、「Add」をクリックして、新しいODBC データソースを設定します。
  3. Amazon Marketplace ODBC の設定を行います。
    Service Name]:任意
    リモーティングDB 選択:SQL Server を選択
    Data Source:ドロップダウンでCData Amazon Marketplace Source Sys を選択
    Port:使用していないポートを選択
    Setting ODBC Driver
  4. 次に「Users」タブ→「Add」からユーザーを登録します。
    ユーザー毎にFull アクセスか、Readonly か、None の権限を選択できます。
    複数のODBC データソースがある場合には、データソース毎に権限の設定が可能です。
    User setting
    「OK」を押して、ユーザー登録を完了します。 その後「Save Changes」で設定を保存します。
  5. SQL Gateway の「Service」タブで「Start」ボタンを押して、サービスを起動します。サービスの左側の〇が緑色になれば、サービスは起動中です。

SQL Server でAmazon Marketplace リンクサーバーを設定

SQL Gateway 側でサービスの設定が終わったら、SQL Server 側でAmazon Marketplace サービスをリンクサーバーとして使う設定をしましょう。

  1. SQL Server Management Studio (SSMS) を開きます。
    オブジェクトエクスプローラーの「サーバーオブジェクト」で「リンクサーバー」を右クリックして、「新しいリンクサーバー」をクリックします。
  2. 新しいリンクサーバーの設定画面の「全般」で、以下を入力します。
    サーバー種類:その他データソース
    プロバイダー:SQL Server Native _Client 11.0
    データソース:この例の場合、localhost, 1433 を入力
    カタログ:ODBC DSN 名を入力
    Linked Server setting
  3. また、「セキュリティ」では、「このセキュリティコンテキスト」を選択して、リモートログインにSQL Gateway にユーザー設定したUser 名とPassword を入力します。

これで、リンクサーバーの設定は終わりなので、「OK」を押して設定を保存します。

SSMS でデータを見てみる

SSMS のオブジェクトエクスプローラーのリンクサーバー下にAmazon Marketplace のリンクサーバーが作成され、「テーブル」下にAmazon Marketplace のデータがアプリ単位でテーブルが生成されます。
新しいクエリを選択し、Amazon Marketplace データを取得してみます。

SELECT * from リンクサーバー名.CData Amazon Marketplace Source Sys(ODBC DSN 名).Amazon Marketplace.テーブル名

このように、API のリクエストではなく通常のSQL 構文でデータを扱うことが可能になっています

Visual Studio からAmazon Marketplace リンクサーバーを使う

Visual Studio のサーバーエクスプローラーの「データ接続」を右クリックし、「接続の追加」をクリックして、データソースの選択画面を開きます。 データソースの選択画面でデータソースを「Microsoft SQL Server 」に選択して、「続行」を押します。

「接続の追加」画面で、以下を入力します。
サーバー名:SQL Server のサーバー名
認証:任意の認証方式
データベース名の選択または入力:※master など
※リンクサーバーを直接データベース名として入力することはできないようです。なので上位のデータベース名で設定しておきます。

リンクサーバー設定

「テスト接続」をして大丈夫であれば、「OK」を押して設定を完了させます。

「新しいクエリ」で、SQL でSELECT 文を書いてデータを取得してみます。

SELECT * from リンクサーバー名.CData Amazon Marketplace Source Sys(ODBC DSN 名).Amazon Marketplace.テーブル名

このように、通常のSQL Server のリンクサーバーと同じようにVisual Studio 内Amazon Marketplace データを扱うことが可能になります。 他のIDE でもSQL Server にアクセスする方法でAmazon Marketplace データにSQL でアクセスが可能になります。
複数データソースのJOIN などを行う場合には大変便利です。

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをSQL Server に連携できます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

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