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Amazon S3 ファイルストレージデータに連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Mule アプリケーションからAmazon S3 データにアクセス:CData JDBC Driver

CData JDBC ドライバとHTTP、SQL を組み合わせれば、Amazon S3 データのJSON エンドポイントに接続できるMule アプリケーションを簡単に作成できます。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-07-28
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CData

jdbc ロゴ画像
MuleSoft Anypoint ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData JDBC Driver for AmazonS3 はAmazon S3 データをMule アプリケーションと連携することで、読みといった機能をおなじみのSQL クエリを使って実現します。JDBC ドライバーを使えば、Amazon S3 データをバックアップ、変換、レポート作成、分析するMule アプリケーションをユーザーは簡単に作成できます。

本記事では、Mule プロジェクト内でCData JDBC Driver for AmazonS3 を使用して、Amazon S3 データのWeb インターフェースを作成する方法を紹介します。作成したアプリケーションを使えば、HTTP 経由でAmazon S3 データをリクエストして、JSON 形式で結果を取得できます。まったく同様の手順で、すべてのCData JDBC ドライバで250 を超えるデータソースのWeb インターフェースを作成できます。手順は以下のとおりです。

  1. Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作る。
  2. Message Flow にHTTP コネクタを追加する。
  3. HTTP コネクタのアドレスを設定する。 HTTP コネクタを追加・設定
  4. HTTP コネクタの追加後、Database Select コネクタを同じフローに追加する。
  5. データベースへの新しい接続を作成し(または既存の接続を編集し)、プロパティを設定する。
    • 接続を「Generic Connection」に設定
    • Required Libraries セクションでCData JDBC ドライバのJAR ファイルを指定する(例:cdata.jdbc.amazons3.jar)。 JAR ファイルを追加(Salesforce の場合)。
    • Amazon S3 の接続文字列にURL を指定

      Amazon S3 リクエストを認可するには、管理者アカウントまたはカスタム権限を持つIAM ユーザーの認証情報を入力します。AccessKey をアクセスキーID に設定します。SecretKey をシークレットアクセスキーに設定します。

      Note: AWS アカウント管理者として接続できますが、AWS サービスにアクセスするにはIAM ユーザー認証情報を使用することをお勧めします。

      尚、CData 製品はAmazon S3 のファイルの一覧表示やユーザー管理情報の取得用です。S3 に保管されているExcel、CSV、JSON などのファイル内のデータを読み込みたい場合には、Excel DriverCSV DriverJSON Driver をご利用ください。

      アクセスキーの取得

      IAM ユーザーの資格情報を取得するには:

      1. IAM コンソールにサインインします。
      2. ナビゲーションペインで「ユーザー」を選択します。
      3. ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択します。

      AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには:

      1. ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
      2. アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択します。
      3. 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成します。

      AWS ロールとして認証

      多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。RoleARN を指定することでAWS ロールを代わりに使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。

      (すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、ロールを引き受けるIAM ユーザーのAccessKey とSecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey および SecretKey を指定する場合、ロールは使用できません。

      SSO 認証

      SSO 認証を必要とするユーザーおよびロールには、RoleARN およびPrincipalArn 接続プロパティを指定してください。各Identity Provider に固有のSSOProperties を指定し、AccessKey とSecretKey を空のままにする必要があります。これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでSSO 認証情報を送信します。

      組み込みの接続文字列デザイナ

      JDBC 用のURL の作成にサポートが必要な場合は、Amazon S3 JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行してください。

      java -jar cdata.jdbc.amazons3.jar

      接続プロパティを入力して、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    • Driver クラス名をcdata.jdbc.amazons3.AmazonS3Driver に指定します。 設定したデータベース接続(Salesforce の場合)。
    • 「接続テスト」をクリックします。
  6. SQL Query Text をAmazon S3 データをリクエストするためのSQL クエリに設定します。例えば、SELECT Name, OwnerId FROM ObjectsACL WHERE Name = 'TestBucket'Select オブジェクトを設定(Salesforce の場合)
  7. Transform Message コンポーネントをフローに追加します。
  8. Output スクリプトを次のように設定して、ペイロードをJSON に変換します。
    %dw 2.0
    output application/json
    ---
    payload
            
    Transform Message コンポーネントをフローに追加
  9. Amazon S3 データを閲覧するには、HTTP コネクタ用に設定したアドレスに移動します(デフォルトでは、localhost:8081):http://localhost:8081。Web ブラウザおよびJSON エンドポイントを使用可能な他のツール内で、Amazon S3 データをJSON として利用できます。

これで、カスタムアプリケーションおよび他のさまざまなBI、帳票、ETL ツールからAmazon S3 データを(JSON データとして)扱うための簡易なWeb インターフェースを作成できました。Mule アプリケーションからお好みのデータソースにアクセスできる、JDBC Driver for AmazonS3 の30日の無償評価版のダウンロードはこちらから。

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