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Amazon S3 ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからAmzaon S3 クラウドストレージにデータ連携。

Amazon S3 にデータベースのようにアクセス - オブジェクト、バケットにODBC インターフェースで接続。

Magic xpi からCData ODBC Driver を使ってAmazon S3 につないでみた

CData ODBC Driver を使って、Amazon S3 へのデータ連携をMagic xpi から行うことができます。Magic xpi の「データマッパー」機能を使って、Amazon S3 のデータをMagic xpi で使ってみましょう。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-11-20
amazons3 ロゴ

CData

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Magic xpi ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

ノーコードでデータを連携・同期・統合するデータ連携(EAI)ツール「Magic xpi」には、ODBC でデータベースへ接続する機能が備わっているので、これを使ってAmazon S3 データ連携を行うことが可能です。 通常、Amazon S3 などのSaaS として提供されるアプリケーションにはWeb API でアクセスしますが、CData Amazon S3 ODBC Driver によって、RDB にアクセスするのと同感覚で、Amazon S3 のデータを扱うことができます。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Amazon S3 をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにAmazon S3 データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてAmazon S3 の接続を設定、2.Magic xpi 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとAmazon S3 への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAmazonS3 ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

Magic xpi スタジオにてプロジェクトを作成して、ODBC接続設定を行います。

  1. Magic xpi スタジオを起動してメニューバーからファイル > 新規 を選択します。新規プロジェクトウィンドウが起動したらプロジェクト名を指定して新規プロジェクトを作成します。
    magicxpi
  2. メニューバーからプロジェクト > リソース を選択します。リソース設定ウィンドウが起動したら左下の「新規」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  3. 新規リソースウィンドウにて、リソースタイプを「Database」を選択、リソース名にCDataAmazon S3を指定して「OK」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  4. リソース設定ウィンドウにて、DBMSには「ODBC」、データソース名には、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターのシステムDSNで定義されたデータソース名(DSN)、例えば「CData Amazon S3 Source」などを設定します。
    magicxpi Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、CData Amazon S3のヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

    Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

    Amazon S3 リクエストを認可するには、管理者アカウントまたはカスタム権限を持つIAM ユーザーの認証情報を入力します。AccessKey をアクセスキーID に設定します。SecretKey をシークレットアクセスキーに設定します。

    Note: AWS アカウント管理者として接続できますが、AWS サービスにアクセスするにはIAM ユーザー認証情報を使用することをお勧めします。

    尚、CData 製品はAmazon S3 のファイルの一覧表示やユーザー管理情報の取得用です。S3 に保管されているExcel、CSV、JSON などのファイル内のデータを読み込みたい場合には、Excel DriverCSV DriverJSON Driver をご利用ください。

    アクセスキーの取得

    IAM ユーザーの資格情報を取得するには:

    1. IAM コンソールにサインインします。
    2. ナビゲーションペインで「ユーザー」を選択します。
    3. ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択します。

    AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには:

    1. ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
    2. アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択します。
    3. 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成します。

    AWS ロールとして認証

    多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。RoleARN を指定することでAWS ロールを代わりに使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。

    (すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、ロールを引き受けるIAM ユーザーのAccessKey とSecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey および SecretKey を指定する場合、ロールは使用できません。

    SSO 認証

    SSO 認証を必要とするユーザーおよびロールには、RoleARN およびPrincipalArn 接続プロパティを指定してください。各Identity Provider に固有のSSOProperties を指定し、AccessKey とSecretKey を空のままにする必要があります。これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでSSO 認証情報を送信します。

    「検証」ボタンをクリックしてデータベースとの接続が成功することを確認して、リソース設定ウィンドウを「OK」ボタンをクリックして終了します。

Amazon S3 データをCSV ファイルへ出力するフローの作成

Magic xpi スタジオにて、データマッパーコンポーネントを使用してAmazon S3 データをCSV ファイルへ出力するフローを作成します。

  1. プロジェクト内に作成されたフローを右クリックして、特性を選択します。フロー特性ウィンドウが起動したら自動起動をYesに変更して「OK」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  2. トリガコンポーネントが「自動起動」に設定されたことを確認します。コンポーネント内のデータマッパーを右側のペインにドラッグ&ドロップします。
    magicxpi
  3. データマッパーウィンドウが起動するので「構成」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  4. 送り元/送り先管理ウィンドウが開くので、送り元のタイプをDatabase、送り先のタイプをフラットファイルに設定します。
    magicxpi
  5. 送り元の「特性」ボタンをクリックして、データベーススキーマ特性ウィンドウにてDB オペレーションで「Select」を選択、データベース定義で「CDataAmazon S3」を選択して「ウィザード」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  6. 使用可能テーブルからテーブルを選択して「追加」ボタンをクリックして選択済テーブルに追加されたことを確認して「次へ」ボタンをクリックします。
    magicxpi
  7. データベースウィザードにて出力したいカラムを使用可能カラムから「追加」ボタンをクリックして選択済カラムに追加されたことを確認して「次へ」ボタンをクリックします。 Where 句とOrder By 句の定義ウィンドウが表示されるので必要であれば設定して「次へ」ボタンをクリックします。
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  8. ウィザードの結果にてSQL が表示されます。誤りがなければ「終了」ボタンをクリックします。
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  9. 次に、送り先の「特性」ボタンをクリックして、フラットファイルウィンドウにてデータの送り先で「ファイル」を選択、右横のウィンドウにパス付の出力ファイル名を入力します。 下段の「新規」ボタンを、出力するカラム数分クリックして出力項目を定義します。出力項目に併せて必要に応じて型や桁数を定義してください。
    magicxpi
  10. 送り元/送り先管理ウィンドウに戻り「マップ」ボタンをクリックします。
  11. 「マップ」ウィンドウが起動するので、送り元から送り先の項目へのドラッグ&ドロップ操作で線でつなぎます。「OK」ボタンをクリックします。 送り元/送り先管理ウィンドウに戻り「OK」ボタンをクリックします。
    magicxpi

Magic xpi スタジオからのテスト実行

Magic xpi スタジオから作成したフローを実行します。

  1. メニューバーからデバッガ > 開く を選択します。チェック処理が実行され正常に終了すると、メニューバーからデバッガ > 実行 が活性化されるので選択します。
    magicxpi
  2. フローが実行されて正常に終了すると送り先のフラットファイルウィンドウで指定したファイルが作成されてAmazon S3 内の指定したカラムのデータが出力されていることを確認できます。
    magicxpi

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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