Looker Studio（旧：Google データポータル） からAvro データに連携してレポートを作成

Looker Studio（旧：Google データポータル）は、大変使いやすいビジュアライゼーションとレポーティングが可能なサービスです。Looker Studio とCData Connect Server を一緒に使うことで、簡単にAvro データに連携するレポートを作成することができます。この記事では、Looker Studio とConnect Server でAvro に連携するシンプルなレポートを作成する方法を説明します。

CData Connect Server は、Avro データのインターフェースを提供し、Looker Studio からリアルタイムAvro データに連携することができます。ビジュアライズを作成すると、Looker Studio がクエリを自動的に発行してリアルタイムデータを取得します。CData Connect Server がクエリ（フィルタリングやJOIN も可能）をパースしてAvro に送り、Looker Studio にAvro からのデータを返します。インテリジェントなサーバーサイドプロセスで、多様なクエリをパフォーマンス良く利用できます。

CData Connect Server からAvro に接続

CData Connect Server は、直観的なインターフェースでデータソースへの接続およびAPI エンドポイント作成を行います。

1. Connect Server にログインして、Databases をクリックします。
2. 利用できるデータソースアイコンから"Avro" を選択します。
3. Avro に接続するために必要なプロパティを入力します。 URI 接続プロパティをAvro ファイルの場所に設定して、ローカルのAvro ファイルに接続します。

4. Test Database をクリックします。
5. Permission -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。

これで、Avro の仮想データベースが作成でき、Looker Studio からの連携が可能になりました。

Looker Studio からAvro データにリアルタイムでアクセスしてビジュアライゼーションを作成

以下の手順で、Looker Studio からCData Connect Server を使って、Avro データのビジュアライゼーションを作成します。

1. Looker Studio にログインして、「作成」-> 「データソース」とクリックし、「Partner Connectors」内の「CData Connect Server」を選択します。
2. CData Connect Server コネクタを承認します。
3. 次に、以下の形式で「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「送信」をクリックしてConnect Server にアクセスします。「インスタンス名」には、設定したConnect Server のURL を入力してください。
   • ユーザー名：「インスタンス名/ユーザー名」の形式で入力します。
   • パスワード：Connect Server のパスワードです。
4. 記事の最初で設定したDatabase (例：Avro1) を選択して、「次へ」をクリックします。
5. データを表示したいTable (例：SampleTable_1) を選択して、「次へ」をクリックします。
6. 処理が正常に完了すると右上に「接続」ボタンが出現するので、これをクリックします。
7. 次の画面で、必要な場合にはカラムの設定を変更できます。準備が終わったら、「レポートを作成」をクリックして、データを取得します。
8. あとは通常のRDB などのデータと同じように、スタイルを選択してビジュアライゼーションを作成できます。
9. ディメンションと指標を選択して、お好みのビジュアライゼーションを作成しましょう！

アプリケーションからAvro データにSQL アクセスを実現

このようにLooker Studio からAvro データに連携ができました。CData Connect Server では、他にも多くのデータソースに対応しています。

アプリケーションから240+ SaaS、ビッグデータ、NoSQL にSQL でデータ連携するには、CData Connect Server をぜひお試しください。