ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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Azure Analysis Services ODBC Driver 相談したいAzure Analysis Services ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからデータ連携。
Azure Analysis Services にデータベースと同感覚でアクセスして、使い慣れたODBC インターフェースでデータ連携。
CData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Blue Prism は2001年にイギリスで創業したBlue Prism 社が提供するエンタープライズ企業向けのロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ツールです。
大きな特徴は「プロセス」と「オブジェクト」という概念で自動化処理を構成していくところが挙げられるでしょう。あらかじめ各種アプリケーションを操作する手続き、振る舞いをオブジェクトとして定義することで、再利用性を高め、全体の開発生産性を向上させています。
このオブジェクトはVBO という名前で各種テンプレート、プリセットが公開されており、初心者でもさまざまなアプリケーションやローカルファイル、サービスなどに接続することが可能になっています。
そんなVBO の中にはODBC 経由でデータベースに接続できるものも提供されており、CData ODBC ドライバと組み合わせることで、CData が対応しているさまざまなデータソースと手軽に連携ができるようになります。
今回の記事ではこのODBC 用のVBO とCData ODBC ドライバを使って、Blue Prism からAzure Analysis Services に接続する方法を紹介します。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてAzure Analysis Services の接続を設定、2.Blue Prism 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからAAS ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
接続するには、認証に加えて、Url プロパティを有効なAzure Analysis Services サーバー(例えばasazure://southcentralus.asazure.windows.net/server)に設定します。必要に応じて、Database プロパティを設定して、サーバー上のどのAzure データベースに接続するかを指定できます。
Azure Analysis Services はOAuth 認証標準を使用します。CData 製品では組込みOAuth が利用できるので、接続プロパティを設定することなく接続を試行するだけで、ブラウザ経由でAAS に認証できます。詳しい設定方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Analysis Services への認証」セクションを参照してください。
続いて、ODBC 用のVBO をBlue Prism に追加しましょう。
それでは早速自動化のプロセスを作成していきましょう。
ODBC の接続処理は以下の3つのプロセスで実施します。実際にデータの操作を実行するのは真ん中の部分ですが、前後の処理が必要になるという点に注意してフローを組みましょう。
まずは「コネクションを確立するためのOpen 処理」を追加します。
続いてAzure Analysis Services からデータを取得する処理を追加していきましょう。
最後にODBC の処理を終了して、接続を開放するためにクローズ処理を追加します。
これだけではデータを取得して何も行わないので、Excel ファイルに書き込みを行ってみましょう。「Excel VBO」を使って、後続のフローを作成します。
プロセスが完了したら「実行」ボタンをクリックして、実際に動かしてみましょう。
このようにCData ODBC Driver for AAS とBlue Prism を組み合わせることで、簡単にAzure Analysis Services データを活用したフローを作成することができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。