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CData Connect Server

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リアルタイムAzure Data Lake Storage データをkrewData 経由でkintone にノーコードで同期


CData Connect Server を使用してAzure Data Lake Storage データに接続し、リアルタイムでデータをkintone に連携します。


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Connect Server

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この記事では、Azure Data Lake Storage のResources データをkintone に同期する方法を紹介します。グレープシティ社のkrewData というkintone プラグインとCData Connect Server を使うと、Azure Data Lake Storage をはじめとする100を超えるSaaS データをノーコードでkintone に取り込むことが可能です。

krewData とは?

krewData は、グレープシティ社が提供するkintone のプラグインで、kintone の複数のアプリ間やExcel・CSV ファイルとkintone のデータ統合をkintone 上で行うことができます。

https://krew.grapecity.com/products/krewdata.htm

NOTE:krewData からCData Connect Server に接続するには、利用するCData Connect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL(myConnectInstance.cdata.com など)での接続が可能な状態にしてください。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、krewData はCData Connect Server に接続することができません。


Azure Data Lake Storage データの仮想データベースを作成する

CData Connect Server は、シンプルなポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、データを取得します。まずは、右側のサイドバーのリンクからConnect Server をインストールしてください。

  1. Connect Server にログインし、「CONNECTIONS」をクリックします。 データベースを追加
  2. 一覧から「Azure Data Lake Storage」を選択します。
  3. Azure Data Lake Storage に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Authenticating to a Gen 1 DataLakeStore Account

    Gen 1 uses OAuth 2.0 in Azure AD for authentication.

    For this, an Active Directory web application is required. You can create one as follows:

    1. Sign in to your Azure Account through the .
    2. Select "Azure Active Directory".
    3. Select "App registrations".
    4. Select "New application registration".
    5. Provide a name and URL for the application. Select Web app for the type of application you want to create.
    6. Select "Required permissions" and change the required permissions for this app. At a minimum, "Azure Data Lake" and "Windows Azure Service Management API" are required.
    7. Select "Key" and generate a new key. Add a description, a duration, and take note of the generated key. You won't be able to see it again.

    To authenticate against a Gen 1 DataLakeStore account, the following properties are required:

    • Schema: Set this to ADLSGen1.
    • Account: Set this to the name of the account.
    • OAuthClientId: Set this to the application Id of the app you created.
    • OAuthClientSecret: Set this to the key generated for the app you created.
    • TenantId: Set this to the tenant Id. See the property for more information on how to acquire this.
    • Directory: Set this to the path which will be used to store the replicated file. If not specified, the root directory will be used.

    Authenticating to a Gen 2 DataLakeStore Account

    To authenticate against a Gen 2 DataLakeStore account, the following properties are required:

    • Schema: Set this to ADLSGen2.
    • Account: Set this to the name of the account.
    • FileSystem: Set this to the file system which will be used for this account.
    • AccessKey: Set this to the access key which will be used to authenticate the calls to the API. See the property for more information on how to acquire this.
    • Directory: Set this to the path which will be used to store the replicated file. If not specified, the root directory will be used.
    コネクションを設定(Salesforce の場合)。
  4. Test Connection」をクリックします。
  5. 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー) を追加します。

仮想データベースが作成されたら、krewData を含むお好みのクライアントからAzure Data Lake Storage に接続できるようになります。

コネクションが構成されたら、kintone 上のkrewData プラグインからAzure Data Lake Storage に接続できるようになります。

krewData でAzure Data Lake Storage データをkintone に同期する

ここからは、kintone のプラグインであるkrewData での設定になります。

krewData の設定

krewData のプラグインインストールとkintone での設定については、こちらのリンクを参照してください。

https://krew.grapecity.com/products/krewdata.htm

kintone にkrewData プラグインを入れ、必要な権限設定を行ってください。

krewData の入力としてAzure Data Lake Storage を設定

ここからは、実際にAzure Data Lake Storage をkintone にロードするフローを作成していきます。krewData 自体は、複数データソースの統合、データのフィルタリング、集計処理など多様な機能を有するETL ですが、今回はシンプルにAzure Data Lake Storage のResources データをkintone のアプリに同期するフローを作成します。

  1. kintone 画面でアプリにkrewData が表示されているので、これをクリックします。
  2. krewData アプリ画面の右上の「⚙」をクリックし、「設定」を開きます。
  3. 「設定」タブからプラグインをクリックします。これでkrewData のプラグイン操作画面に来ました。
  4. 「+データ編集フローを作成」の文字をクリックしてフローを作成します。作成されたフローが表示されますので、「⚙」マークをクリックしてフローを編集します。
  5. フロー編集画面が開きます。通常のkrewData フローは「入力アプリ」ではじまり、間にいくつかの処理モジュールを入れた後に「出力アプリ」で閉じる形です。CData Connect Server を使う場合には、一番下の「外部連携」の「CData Connect Server入力」モジュールを使います。
    「CData Connect Server入力」を左ペインからドラッグして、フローキャンバスにドロップします。そこからコマンド設定を行っていきます。「アプリを選択」をクリックします。
  6. 「+新しい外部サービス情報アプリを作成する」をクリックして、アプリ名を入力してアプリを作成します。こちらはkrewData の連携で使われるアプリですので、通常のkintone アプリを設定することはできません。OK をクリックします。
  7. 同じ入力コマンドで「サインイン」をクリックして、CData Connect Server にkrewData からサインインします。アカウント選択画面がでるので、「別のアカウントを追加」ボタンをクリックします。CData Connect Server アカウント設定画面が表示されるので、Connect Server への接続を行います。
    CData Connect Server アカウント:Connect Server のユーザー名
    Personal Access Token:Connect Server ユーザーのパスワード
    OK を押してConnect Server に接続します。
  8. 次に「データソースを選択」ボタンをクリックします。まずどのConnection を使うかを選択するので、先ほど作成したAzure Data Lake Storage のConnection をドロップダウンから選択します。
  9. Azure Data Lake Storage のどのオブジェクト(テーブル)を使うかを選択します。CData Connect Server がAzure Data Lake Storage のオブジェクト(含むカスタムオブジェクト)をフラットなテーブル構造にモデル化しています。今回はResources を選択します。OK を押してテーブル選択を保存します。
  10. ここでAzure Data Lake Storage からkrewData に取得するデータの絞り込み条件をかけることができます。特にデータ量が多い場合には、パフォーマンスを上げるためにフィルタ条件をかけることをおすすめします。krewData のGUI でフィルタリング条件をかけるカラムを指定し、条件を設定することが可能です。
  11. 最後にkrewData で使用するフィールドを選択します。
  12. テーブル設定、フィルタリング設定、フィールド設定まで終わったら「プレビュー」タブをクリックして、実際に取得されるデータを見ることができます。

kintone へのアウトプットを設定

kintone への出力を行う設定を行います。

  1. 「出力アプリ」を左ペインからドラッグしてフローキャンバスにドロップします。先ほどのCData Connect Server入力アプリと出力アプリを線でつなぎます。
  2. 「アプリを選択」ボタンをクリックして、入力アプリと同様に新しいアプリを作成します。
  3. 出力アプリの設定として、2回目以降の同期の際のデータの更新の方法をしていします。今回はUPSERT 設定で更新または追加にチェックをいれています。
  4. 更新キーをしていできるので、ID カラムにチェックを入れて更新キーにします。
  5. これで出力アプリの設定が完了したので、左上の「アプリを更新」をクリックしてフローを保存します。

Azure Data Lake Storage Resources のkintone への同期フローを実行

では、実際にフローを実行していきます。

まずはユーザー情報を指定する必要があります。左上の「設定ファイル」タブをクリックします。kintone のログイン名とパスワードを入力します。セキュアアクセスを使っている場合にはセキュアアクセス設定が必要です。

右上の「▶実行」ボタンをクリックして、フローを実行しましょう!!!
「成功」の表示がでました。

実際にkintone 上で出力アプリとして設定したアプリを開いてみます。ちゃんとAzure Data Lake Storage Resources 情報がkintone アプリのレコードとして同期されていました。

まとめ

いかがでしたか?このようにCData Connect Server とkrewData を使って、簡単にAzure Data Lake Storage のResources データをkintone にノーコードで同期することができました。

是非、CData Connect Server で他の100を超えるデータソースでもkintone への同期をお試しください。