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Azure DevOps データにSQL を使ってAnypoint からデータ連携

Azure DevOps のJSON エンドポイントを作成するために、HTTP やSQL をCData Mule Connector とともに使用するシンプルなMule アプリケーションを作成します。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2023-10-03

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

CData Mule Connector for AzureDevOps は、Azure DevOps をMule アプリケーションから標準SQL でのread 、write。update、およびdelete 機能を可能にします。コネクタを使うことで、Mule アプリケーションでAzure DevOps のバックアップ、変換、レポートおよび分析を簡単に行えます。

この記事では、Mule プロジェクト内のCData Mule Connector for AzureDevOps を使用してAzure DevOps 用のWeb インターフェースを作成する方法を説明します。作成されたアプリケーションを使用すると、HTTP リクエストを使用してAzure DevOps をリクエストし、結果をJSON として返すことができます。以下のアウトラインと同じ手順を、CData Mule Connector で使用し、250+ の使用可能なWeb インターフェースを作成できます。

  1. Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作成します。
  2. [Message Flow]にHTTP Connector を追加します。
  3. HTTP Connector のアドレスを設定します。 Add and Configure the HTTP Connector
  4. CData Azure DevOps Connector をHTTP Connector の後に、同じフロー内に追加します。
  5. 新しい接続を作成または既存の接続を編集し、Azure DevOps に接続するようにプロパティを構成します。(以下を参照)接続が構成されたら、[Test Connection]をクリックしてAzure DevOps への接続を確認します。

    AzureDevOps 接続プロパティの取得・設定方法

    Azure DevOps アカウントに接続するには、Profile -> Organizations に移動して、アカウント内の組織名であるOrganization を指定します。

    例: Organization=MyAzureDevOpsOrganization

    NOTE :Analytics スキーマに接続する場合は、Organization と一緒にProjectId を指定する必要があります。

    Azure DevOps への認証

    Basic

    OrganizationPersonalAccessToken を指定することで、Azure DevOps アカウントに接続できます。 パーソナルアクセストークンを生成するには、Azure DevOps Organization アカウントにログインし、Profile -> Personal Access Tokens -> New Token に移動します。生成されたトークンが表示されます。

    Azure AD

    Azure ADは、OAuth を利用して認証する接続形式です。OAuth は、認証ユーザーがインターネットブラウザを使用してAzure DevOps と通信することを要求します。 CData 製品は、いくつかの方法でこれをサポートします。AuthSchemeAzureAD に設定し、Organization をAzure DevOps の組織名に設定します。 詳しくは、ヘルプドキュメント の「Azure DevOps への認証」セクションを参照してください。

    Add the CData Azure DevOps Connector and Configure the Connection (Salesforce is Shown)

  6. CData Azure DevOps Connector を構成します。
    1. [Operation]を[Select with Streaming]に設定します。
    2. [Query type]を[Dynamic]に設定します。
    3. SQL クエリをSELECT * FROM #[message.inboundProperties.'http.query.params'.get('table')] に設定してURL パラメータtable を解析し、SELECT クエリのターゲットとして使用します。他の潜在的なURL パラメータを参照することにより、クエリをさらにカスタマイズできます。
    Configure the CData Azure DevOps Mule Connector (Salesforce is Shown)
  7. [Transform Message Component]をフローに追加します。
    1. 入力から出力のMap にPayload をマッピングします。
    2. Payload をJSON に変換するには、Output スクリプトを以下のように設定します。
        %dw 1.0
        %output application/json
        ---
        payload
                
    Add the Transform Message Component to the Flow
  8. Azure DevOps を表示するには、HTTP Connector 用に構成したアドレス(デフォルトではlocalhost:8081) に移動し、table のURL parameter はhttp://localhost:8081?table=Builds としてテーブル名を渡します。
    Builds データは、Web ブラウザおよびJSON エンドポイントを使用できるその他のツールでJSON として使用できます。

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