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Azure DevOps ODBC Driver

Azure DevOps ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからAzure DevOps にデータ連携。

Azure DevOps データにデータベースと同感覚でアクセスして、Azure DevOps のAccounts、Approvals、Builds、Tests など多様なデータに使い慣れたODBC インターフェースで連携。

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SAS for Real-Time Reporting and Analytics でCData ODBC Driver for AzureDevOps を使用


CData ODBC Driver for AzureDevOps を使用してSAS からリアルタイムAzure DevOps に接続します。


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ODBC

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SAS は、高度なアナリティクス、多変量解析、BI、データ管理、予測分析のためのソフトウェアです。SAS とCData ODBC Driver for AzureDevOps を合わせて使うことで、SAS からライブAzure DevOps データへデータベースライクにアクセスできるようになり、レポーティング、分析能力を向上できます。本記事では、SAS でAzure DevOps のライブラリを作成し、リアルタイムAzure DevOps に基づいたシンプルなレポートを作成します。

CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、SAS でライブAzure DevOps データを送受信する場合に圧倒的なパフォーマンスを提供します。SAS からAzure DevOps に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をAzure DevOps に直接プッシュし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、SAS でAzure DevOps を簡単にビジュアライズおよび分析できます。

ODBC Data Source としてAzure DevOps に接続

以下は、Azure DevOps に接続するための情報と、Windows およびLinux 環境でDSN を構成するための様々なステップです。ODBC Driver for AzureDevOps は、SAS System をホストしているマシンにインストールする必要があります。

You can connect to your Azure DevOps account by providing the Organization and PersonalAccessToken.

Obtaining a Personal Access Token

A PersonalAccessToken is necessary for account authentication.

To generate one, log in to your Azure DevOps Organization account and navigate to Profile -> Personal Access Tokens -> New Token. The generated token will be displayed.

If you wish to authenticate to Azure DevOps using OAuth refer to the online Help documentation for an authentication guide.

DSN を構成する際に、Max Rows プロパティを定めることも可能です。これによって返される行数を制限するため、ビジュアライゼーション・レポートのデザイン時のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

Windows

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。

Linux

Linux 環境にCData ODBC Driver for AzureDevOps をインストールする場合、ドライバーのインストールによりシステムDSN が事前定義されます。システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini) を編集し、必要な接続プロパティを定義することで、DSN を変更できます。

/etc/odbc.ini

[CData AzureDevOps Sys] Driver = CData ODBC Driver for AzureDevOps Description = My Description AuthScheme = Basic Organization = MyAzureDevOpsOrganization ProjectId = MyProjectId PersonalAccessToken = MyPAT

これらの構成ファイルの使用に関する具体的な情報については、ヘルプドキュメントを参照してください。

SAS でAzure DevOps ライブラリを作成

CData ODBC Driver for AzureDevOps に基づくライブラリを追加することで、SAS でAzure DevOps に接続します。

  1. SAS を開き、[Explorer]ペインで[Libraries]を展開します。
  2. [Active Libraries]ウィンドウで右クリックし、[New]を選択します。
  3. ライブラリに名前を付け(odbclib)、Engine としてODBC を選択し、ライブラリをセッション間で保持する場合は[Enable at startup]をクリックします。
  4. Data Source を以前構成したDSN に設定し、[OK]をクリックします。 Creating a library for Azure DevOps in SAS.

Azure DevOps クエリからビューを作成

SAS は、ローコードのポイントアンドクリッククエリツールを使用するか、PROC SQL とカスタムSQL クエリのプログラムを使うことで、データのクエリをネイティブにサポートします。SAS でビューを作成すると、ビューがクエリされるたびに定義クエリが実行されます。これは、レポート、チャート、分析について常にライブAzure DevOps データにクエリを実行することを意味します。

クエリツールの使用

  1. SAS で[Tools]->[Query]と進みます。
  2. データをプルするテーブルソースとテーブルを選択し、[OK]をクリックします。 Selecting table(s) to visualize.
  3. カラムを選択し、右クリックしてフィルタリング、順序付け、グループ化などを追加します。 Selecting columns(s) to visualize and configuring the query.
  4. [SQL Query Tool]ウィンドウを右クリックして[Show Query]を選択し、[Create View]をクリックして、クエリの結果を含むローカルビューを作成します。ビューに名前を付け、[OK] をクリックします。 Create a local view to work with Azure DevOps data.

PROC SQL の使用

  1. SAS で、[Editor]ウィンドウに移動します。
  2. PROC SQL を使用してデータをクエリし、ローカルビューを作成します。
    Note:このステップにより、[Work]ライブラリにビューが作成されます。オプションとして、create view ステートメントでライブラリを指定できます。
    proc sql;
      create view builds_view as
      select 
        id, 
        buildnumber 
      from 
        odbclib.builds 
      where 
        Reason = 'Manual';
    quit;
    
  3. [Run]->[Submit]とクリックしてクエリを実行し、ローカルビューを作成します。

SAS のAzure DevOps データに関するレポートまたはビジュアライズ

ローカルビューを作成すると、パワフルなSAS 機能を使用してAzure DevOps データをレポート、ビジュアライズ、またはその他の方法で分析できます。PROC PRINT を使用して簡単なレポートを印刷し、PROC GCHART を使用してデータに基づいた基本的なグラフを作成しましょう。

HTML を印刷

  1. SAS で、[Editor]ウィンドウに移動します。
  2. PROC PRINT を使用してAzure DevOps Builds データのHTML レポートを印刷します。
    proc print data=builds;
      title "Azure DevOps Builds Data";
    run;
    
    A simple Azure DevOps data report.

チャートを印刷

  1. SAS で、[Editor]ウィンドウに移動します。
  2. PROC GCHART を使用してBuilds データのチャートを作成します。
    proc gchart data=builds;
      pie id / sumvar=buildnumber
          value=arrow
          percent=arrow
          noheading
          percent=inside plabel=(height=12pt)
          slice=inside value=none
          name='BuildsChart';
    run;
    
    A simple Azure DevOps data chart.