ODBC Driver for BigCommerce からSQL Gateway を使用し、MySQL インターフェースを介してBigCommerce にクエリを実行できます。以下のステップに従って、SQL Gateway のMySQL リモーティングサービスを開始し、MySQL Workbench でライブBigCommerce を操作します。
BigCommerce データへの接続
未指定の場合は、データソース名(DSN)で必要な接続プロパティの値を指定します。DSN を構成するために、ビルトインのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターでDSN を作成及び設定する方法については、ヘルプドキュメントの[はじめに]チャプターを参照してください。
BigCommerce 認証は標準のOAuth フローに基づいています。
Store ID の取得
BigCommerce Store に接続するには、StoreId が必要です。Store Id を確認するには、以下の手順に従ってください。
- BigCommerce アカウントにログインします。
- ホームページから「Advanced Settings」->「API Accounts」 を選択します。
- 「Create API Account」->「Create V2/V3 API Token」をクリックします。
- 画面にAPI Path という名前のテキストボックスが表示されます。
- テキストボックス内に、次の構造のURL が表示されます:https://api.bigcommerce.com/stores/{Store Id}/v3。
- 上記で示したように、Store Id は'stores/' と'/v3' パスパラメータの間にあります。
- Store Id を取得したら、「キャンセル」 をクリックするか、まだ持っていない場合はAPI Account の作成に進むことができます。
パーソナルアクセストークンの取得
加えて、自分のデータをテストおよびアクセスするには、個人用トークンを取得する必要があります。個人用トークンを取得する方法は次のとおりです。
- BigCommerce アカウントにログインします。
- ホームページから「Advanced Settings」->「API Accounts」 を選択します。
- 「Create API Account」->「Create V2/V3 API Token」をクリックします。
- アカウント名を入力します。
- 作成するAPI Account の「OAuth Scopes」を選択します。本製品 は"None" とマークされたデータにアクセスできません。また、"read-only" とマークされたデータを変更できません。
- 「保存」をクリックします。
BigCommerce への認証
次に、以下を設定してデータに接続できます。
- StoreId:API Path テキストボックスから取得したStore ID に設定。
- OAuthAccessToken:生成したトークンに設定。
- InitiateOAuth:OFF に設定。
SQL Gateway を構成する
BigCommerce への接続を仮想MySQL データベースとして設定するには、SQL Gateway Overview を参照してください。クライアントからのMySQL 要求を受けるMySQL リモートサービスを構成します。このサービスは、SQL Gateway UI で構成できます。
![Creating a MySQL Remoting Service in SQL Gateway (Salesforce is shown)]()
MySQL Workbench からBigCommerce をクエリ
以下のステップでは、MySQL Workbench からSQL Gateway で作成された仮想BigCommerce データベースに接続し、ライブBigCommerce データを操作するための基本的なクエリを発行する方法を説明します。
SQL Gateway を介してBigCommerce に接続
- MySQL Workbench で、[add a new MySQL connection]をクリックします。
- 接続(CData SQL Gateway for BigCommerce)に名前を付けます。
- Hostname、Port、Username のパラメータを設定し、SQL Gateway に接続します。
- Store in Vault をクリックしてパスワードを設定し、保存します。
- Test Connection をクリックして接続が正しく構成されていることを確認し、OK をクリックします。
BigCommerce データをクエリ
- 作成した接続(CData SQL Gateway for BigCommerce)を開きます。
- [File]->[New Query Tab]と進みます。
- SELECT * FROM `CData BigCommerce Sys`.Customers; のようなBigCommerce データを取得するSQL クエリを記述します。
MySQL Workbench からライブBigCommerce データにアクセスすることで、MySQL データベースと同じようにBigCommerce をクエリおよび更新できます。CData ODBC Driver for BigCommerce とCData SQL Gateway の30日の無償評価版はこちらです。