PowerShell からBing Search データに接続してデータの取得・CSV エクスポートを実行する方法

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Cmdlets for Bing を使えば、PowerShell からBing Search に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、Bing Search への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

Bing Search への接続を設定

それでは、まずはBing Search への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Bing Search Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module BingCmdlets;

Connect-Bing コマンドを使ってBing Search との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-Bing  -APIKey "$APIKey"

Bing 接続プロパティの取得・設定方法

Bing に接続するには、ApiKey 接続プロパティを設定します。 API キーを取得するには、Microsoft Cognitive Services にサインインし、Bing Search API に登録します。

登録が完了すると、2つのキーが生成されます。いずれか1つをAPIKey に使用できます。

テーブルをクエリする際は、WHERE 句にSearchTerms パラメーラを指定する必要があります。

これで接続設定は完了です。

Bing Search データを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、VideoSearch テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-Bing -Connection $conn -Table VideoSearch | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myVideoSearchData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-Bing から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。

おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのBing Search データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。