ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Apache Spark は大規模データ処理のための高速エンジンです。CData JDBC Driver for BullhornCRM と組み合わせると、Spark はリアルタイムでBullhorn CRM データに連携して処理ができます。本記事では、Spark シェルに接続してBullhorn CRM をクエリする方法について解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムBullhorn CRM と対話するための高いパフォーマンスを提供します。Bullhorn CRM に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接Bullhorn CRM にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してBullhorn CRM を操作して分析できます。
まずは、本記事右側のサイドバーからBullhornCRM JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for BullhornCRM/lib/cdata.jdbc.bullhorncrm.jar
Bullhorn CRM に接続するには、Bullhorn CRM アカウントの資格情報を入力します。また、DataCenterCode プロパティをデータセンターに対応するデータセンターコードに設定してください。詳しくは、こちら を参照してください。
CLS2、CLS21 などのコードはクラスタID で、ログインした際のブラウザのURL(アドレスバー)に含まれます。
例えば、
https://cls21.bullhornstaffing.com/BullhornSTAFFING/MainFrame.jsp?#no-baこちらのURL は、ログインしたユーザーがCLS21 クラスタに存在することを示しています。
ちなみに、コールバックURL の末尾に"/" を含む値、例えば http://localhost:33333/ を指定する場合は、アプリケーション設定で指定したコールバックURL と厳密に同じ値を指定する必要があります。このパラメータの文字が一致しない場合、エラーとなります。
Bullhorn CRM ではOAuth 2.0 認証標準を利用できます。 OAuth を使用して認証するには、すべてのシナリオでカスタムOAuth アプリケーションを作成して設定する必要があります。詳しい認証方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
JDBC 接続文字列URL の作成には、Bullhorn CRM JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.bullhorncrm.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val bullhorncrm_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:bullhorncrm:DataCenterCode=CLS33;OAuthClientId=myoauthclientid;OAuthClientSecret=myoauthclientsecret;").option("dbtable","Candidate").option("driver","cdata.jdbc.bullhorncrm.BullhornCRMDriver").load()
Bullhorn CRM をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> bullhorncrm_df.registerTable("candidate")
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します。
scala> bullhorncrm_df.sqlContext.sql("SELECT Id, CandidateName FROM Candidate WHERE CandidateName = 山田太郎").collect.foreach(println)
コンソールで、次のようなBullhorn CRM データを取得できました!これでBullhorn CRM との連携は完了です。
CData JDBC Driver for BullhornCRM をApache Spark で使って、Bullhorn CRM に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。30日の無償評価版 をダウンロードしてぜひお試しください。