CData Connect Cloud を使用してMySQL Database for Cloudant を作成し、Tableau Online でビジュアライゼーションを構築します。
Tableau Online は、クラウドで完全にホストされている分析プラットフォームです。CData Connect Cloud と組み合わせることで、ビジュアライズやダッシュボ-ドなどのためにCloudant データにクラウド間で瞬時にアクセスできるようになります。この記事では、Tableau Online でCloudant の仮想データベースを作成し、Cloudant データからビジュアライゼーションを構築する方法を説明します。
CData Connect Cloud は、純粋なMySQLのクラウド間インターフェースをCloudant に提供することで、コネクタをインストールしたり、Tableau Desktop からワークシートやデータソースを公開したりすることなく、Tableau Online のライブCloudant データからビジュアライゼーションを簡単に構築できるようにします。ビジュアライゼーションを構築すると、Tableau Online はデータを収集するためのSQL クエリを生成します。CData Connect Cloud は最適化されたデータ処理を使用し、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOINs など)をCloudant に直接プッシュし、サーバー側の処理を利用してCloudant データをすばやく返します。
Cloudant データの仮想MySQL データベースを作成する
CData Connect Cloud は、シンプルなポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、API を生成します。
- Connect Cloud にログインし、[Databases]をクリックします。
- [Available Data Sources]から[Cloudant]を選択します。
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Cloudant に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
Cloudant への接続には、以下の接続プロパティを設定します。
- User:ユーザー名に設定。
- Password:パスワードに設定。
- [ Test Database]をクリックします。
- [Privileges]->[ Add]とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー) を追加します。
仮想データベースが作成されたら、Tableau Online でビジュアライゼーションを構築できます。
Tableau Online でライブCloudant データをビジュアライズ
以下のステップでは、Connect Cloud の仮想Cloudant データベースに基づいてTableau Online で新しいデータソースを作成し、データから簡単なビジュアライゼーションを構築する方法の概要を説明します。
- Tableau Online にログインし、プロジェクトを選択して新しいワークブックを作成します。
- 新しいワークブックで、データウィザードから[MySQL Connector]を選択し、Connect Cloud インスタンスの値を入力します。
- 新しく作成したデータベースと、ビジュアライズするテーブルを選択します。(必要に応じて結合されたテーブルの関係を定義します。)
- [Dimensions and Measures]を選択して、ビジュアライゼーションを構成します。



クラウドアプリケーションからCloudant データへのSQL アクセス
この時点で、Tableau Online ワークブックからライブCloudant への、クラウド間の直接接続が有効になります。Tableau Desktop から、データソースやワークブックを発行することなく、新しいビジュアライゼーションの作成やダッシュボードの構築などを行うことができます。Tableau Online などのクラウドアプリケーションから、100 を超えるSaaS、Big Data、NoSQL ソースのデータにSQL でアクセスする方法については、Connect Cloud ページを参照してください。