Excel データをCockroachDB に移行

CData Excel Add-In for CockroachDB を使えば、Excel から直接CockroachDB への編集や保存が可能になります。この記事では、Excel から CockroachDB にデータを移行する方法を説明します。 CockroachDB のデータを一度Excel にエクスポートして編集・データソースの一括更新を行えるだけではなく、Excel スプレッドシートに保存されているデータを一括でCockroachDB にインポートすることも可能です。 今回の記事では、Orders テーブルを使います。同じことが、CData Excel Add-In で取得できるすべてのテーブルに対して実行可能です。

接続の確立

CockroachDB への接続には、Excel Add-in をインストールしたExcel の［CDATA］タブ→［CockroachDB］アイコンをクリックします。

Set the following to connect to CockroachDB.

• Server: The host name or IP address of the server.
• Port: The port number of the CockroachDB server. If not specified, the default port is 26257.
• Database: The name of the Cockroach database. If not specified, you connect to the user's default database.
• User: The Cockroach DB user account used to authenticate.
• Password: The password used to authenticate the user.

CockroachDB データの取得

CockroachDB にデータを挿入するには、まず該当するCockroachDB のテーブルを取得します。これによりExcel スプレッドシートとCockroachDB のテーブルが連携した状態になります。取得したテーブルに対し変更、もしくは追加した部分は文字が赤でハイライトされます。

1. CData リボンからCockroachDB ボタンをクリックします。データ選択ウィザードが表示されます。
2. テーブルもしくはビューメニューから、Orders テーブルを選択します。
3. ［最大行数］に、取得したい最大行数を入力します。データの一括入力だけが目的の場合は1行だけを取得すれば十分です。リクエストどおりにクエリ欄にSQL クエリが表示されます。
4. ［シート名］に作成されるシートの名前を入力します。デフォルトでは、取得するテーブル名が新しいシート名になります。

CockroachDB へのデータの挿入

データ取得後、既存のExcel で保存されているデータを取得したテーブルの下に追加していきます。

1. テーブルの最終行の下の行に、他のシートを参照する式を入力します。例：=MyOrdersSheetInExcel!A1。
2. CockroachDB に挿入するセルを参照する式を入力し、セルを取得する行数分ドラグダウンします。テーブルに参照された値が表示されます。
3. 挿入する行を選択して、CDATA リボンの［行を挿入］ボタンをクリックします。

各行の挿入が完了すると、Id の値が表示され、追加した値の文字が赤から黒に変わります。