本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for CosmosDB を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、ライブCosmos DB データにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、ライブCosmos DB データへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。
ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のライブCosmos DB データとやりとりできます。Node.js からCosmos DB に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をCosmos DB に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。
必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
SQL API を使ってCosmos DB アカウントに接続するために必要な接続文字列を取得するには、Azure Portal にログインして「Azure Cosmos DB」を選択し、自分のアカウントを選択します。「Settings」セクションで、「Connection String」をクリックして次の値を設定します。
CData ODBC Driver を介してCosmos DB に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。
以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)
npm i -g windows-build-tools npm i -g node-gyp
必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。
mkdir nodeodbc cd nodeodbc npm i -g node
ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからライブCosmos DB データをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してCustomers テーブルをクエリします。
const odbc = require('odbc'); async function queryCosmosDB() { const connection = await odbc.connect(`DSN=CData CosmosDB Source`); const data = await connection.query('SELECT City, CompanyName FROM Customers'); console.log(data); } queryCosmosDB();
アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。
node myscript.js
CData ODBC Driver for CosmosDB の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でライブCosmos DB データを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。