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Microsoft Dataverse を組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。
加藤龍彦
ウェブデベロッパー
JDBC Driver
Elasticsearch は、人気の分散型の全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、30日の無償評価版をダウンロードしてあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。
この記事では、CData Driver for CDS を使って、Microsoft Dataverse のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。
それでは、LogstashでElasticsearch にMicrosoft Dataverse データ転送を行うための設定ファイルを作成していきます。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続に最小限必要な接続プロパティは、以下のとおりです。
接続すると、本製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、本製品にアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。
input {
jdbc {
jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.cds.jar"
jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.cds.CDSDriver"
jdbc_connection_string => "jdbc:cds:OrganizationUrl=https://myaccount.crm.dynamics.com/InitiateOAuth=REFRESH"
jdbc_user => ""
jdbc_password => ""
schedule => "*/30 * * * * *"
statement => "SELECT AccountId, Name FROM Accounts WHERE Name = 'MyAccount'"
}
}
output {
Elasticsearch {
index => "cds_Accounts"
document_id => "xxxx"
}
}
それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。
> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf
成功した旨のログが出ます。これでMicrosoft Dataverse データがElasticsearch にロードされました。
例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。
GET cds_Accounts/_search
{
"query": {
"match_all": {}
}
}
データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。
CData JDBC Driver for CDS をLogstash で使うことで、Microsoft Dataverse コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。