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Power BI からDB2 データにリアルタイムアクセスする認定コネクタ。ハイパフォーマンス、リアルタイム連携、高度なスキーマ自動検出、SQL-92 をサポート。

Power BI をDB2 データに接続して分析・可視化する方法。レポートやダッシュボードでの活用も

ノーコードで使えるCData Power BI Connector で、DB2 データを可視化。データ分析やレポーティング、ダッシュボード作成に活用できます。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2023-09-05
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CData

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Power BI ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Power BI Connectors は、セルフサービスBI であるMicrosoft Power BI のデータソースをDB2 を含む270種類以上のSaaS / DB に拡充、分析や可視化を実現します。もちろん、ダッシュボードでDB2 のデータをモニタリングしたり、定期更新やリアルタイムでのデータ更新も自在に可能。この記事では、Power BI Connector を使用してPower BI Desktop からDB2 の可視化を作成する方法について詳しく説明します。

クラウド提供のPowerBI.com へのDB2 レポートの発行(パブリッシュ)方法については、こちらの記事をご参照ください。

CData Power BI Connectors とは?

CData Power BI Connectors は、以下の特徴を持つPower BI とのリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. DB2 をはじめとする、CRM、MA、グループウェア、広告、会計ツールなど多様な270種類以上のSaaS / DB に対応
  2. DirectQuery に対応のため、大容量データの動的な取得・更新も可能
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準SQL での柔軟なデータ読み込み

CData Power BI Connectors では、1.データソースとしてDB2 の接続を設定、2.Power BI 側でコネクタとの接続を設定、という2ステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData Power BI Connector のインストールとDB2 への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからDB2 Power BI Connector の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無料で製品版の全機能が使用できます。

Power BI のデータソースとしてDB2 を設定

CData Power BI Connector をインストールすると完了後にDSN 設定画面が開きます。ここでDB2 への接続を設定します。もしDSN 設定画面が開かない場合は、手動で「ODBC データソース アドミニストレータ(DSN)」プログラムを開いてください。

DSN 内の「CData PBI DB2」を選択します。DSN 設定画面で必要な資格情報を入力してDB2 データに接続します。入力後に接続のテストを行い、OK をクリックすれば接続は完了です。埋め込みOAuth に対応したデータソースであれば、「接続テスト」をクリックするとログイン画面が立ち上がり、ログインを完了するだけで接続設定が完了します。簡単ですね!

Power BI Connector DSN接続設定画面

DB2 への接続には以下を入力します:

  • Server: DB2 が稼働しているサーバー。
  • Port: DB2 サーバーのポート。
  • Database: DB2 のデータベース。
  • User: DB にアクセスする権限のあるユーザー名。
  • Password: DB にアクセスする権限のあるユーザーのパスワード。

対応するDB2 のドライバーをインストールする必要があります。

  • Windows: IBM Data Server Provider for .NET

    Windows では、IBM Data Server Provider をインストールするだけで十分です。インストールがmachine.config への書き込みを行います。

  • Java: IBM Data Server Driver for JDBC

    Java では、IBM Data Server Driver JAR をアプリケーションのwww\WEB-INF\lib\ フォルダに配置する必要があります。

パスワード方式によるSSH 接続

パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

  • User: DB2 のユーザ
  • Password: DB2 のパスワード
  • Database: DB2 の接続先データベース
  • Server: DB2 のサーバー
  • Port: DB2 のポート
  • UserSSH: "true"
  • SSHAuthMode: "Password"
  • SSHPort: SSH のポート
  • SSHServer: SSH サーバー
  • SSHUser: SSH ユーザー
  • SSHPassword: SSH パスワード

接続文字列形式では以下のようになります。

Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=testUseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;

公開鍵認証方式方式によるSSH 接続

公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

  • User: DB2 のユーザ
  • Password: DB2 のパスワード
  • Database: DB2 の接続先データベース
  • Server: DB2 のサーバー
  • Port: DB2 のポート
  • UserSSH: "true"
  • SSHAuthMode: "Public_Key"
  • SSHClientCertType: キーストアの種類
  • SSHPort: SSH のポート
  • SSHServer: SSH サーバー
  • SSHUser: SSH ユーザー
  • SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス

接続文字列形式では以下のようになります。

Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;

これで、DB2 データをPower BI に連携するための準備は完了です!いよいよPower BI からDB2 データを取得していきます。

DB2 テーブルをPower BI からクエリ

それでは、実際にPower BI からDB2 データを取得してみましょう。

  1. Power BI Desktop を開き、「データ」->「データを取得」->「その他」->「CData DB2」を選択して接続を押します。次にサードパーティドライバーのプロンプトが出る場合には、そのまま続行します。
  2. CData PBI DB2 を「Data Source Name」欄に入力します。データ接続モードを選択します:
    インポート:データをプロジェクトにインポートする場合。オンデマンドで更新が可能。
    DirectQuery:DB2 データとリアルタイムで連携する場合。
  3. ナビゲーターダイアログで使用するテーブルを選択します。選択したら、「読み込み」ボタンをクリックしてデータを取得します。 利用可能なテーブル一覧
  4. (オプション)データをそのまま読み込まず、「データの変換」を使ってデータをカスタマイズすることもできます。例えば、以下の操作が可能です。必要に応じて試してみてください。
    • カラムのデータ型の変更
    • カラムの削除
    • カラムのグルーピング

Power BI は、コネクタが取得・検出したDB2 のカラム毎のデータ型をそのまま使えます。データ変換を取得して、指定した条件でクエリを発行し、DB2 からデータを取得します。

DB2 データを分析・可視化

データをPower BI で取得したら、いよいよ可視化に活用できます!レポートビューで取得したDB2 フィールドをドラッグ&ドロップして可視化を作成していきましょう。グラフの種類を可視化ペインから選択し、フィールドのカラムをドラッグして設定します。

Power BI を使ったDB2データの可視化

「更新」をクリックすると、その時点でのリアルタイムデータをDB2 から取得してレポートに反映させることができます。

これで、DB2 データのPower BI での可視化ができました!あとは可視化を追加したり、フィルタリングや集計、データ変換などPower BI のパワフルな機能を活用して分析、レポーティング、ダッシュボード構築などさまざまな用途で利用できます。

DB2 からPower BI へのデータ連携には、CData Power BI Connector をご利用ください

本記事で紹介したようにCData Power BI Connectors と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL、DB のデータをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData Power BI Connector は日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。製品の使用方法、購入方法などについてご質問がありました、お気軽にお問い合わせください。

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