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Azure Data Factory を使用してDynamics CRM データをインポート

CData Connect Cloud を使用してAzure Data Factory からDynamics CRM に接続し、リアルタイムDynamics CRM データをインポートします。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-12-01
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CData

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Azure Data Factory ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Azure Data Factory(ADF)は、フルマネージドのサーバーレスデータ統合サービスです。 CData Connect Cloud と組み合わせると、ADF はデータフローでDynamics CRM データにクラウドベースで即座にアクセスできます。 この記事では、Connect Cloud を使用してDynamics CRM に接続し、ADF でDynamics CRM データにアクセスする方法を紹介します。

CData Connect Cloud とは?

CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。

  • SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
  • BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
  • リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
  • ノーコードでシンプルな設定

詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からDynamics CRM への接続

CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
  2. Adding a Connection
  3. Add Connection パネルで「Dynamics CRM」を選択します。
  4. Selecting a data source
  5. 必要な認証プロパティを入力し、Dynamics CRM に接続します。

    Dynamics CRM 接続プロパティの取得・設定方法

    Dynamics CRM では、インスタンスごとに接続文字列の設定が必要です。 Authentication セクションでは、有効なDynamics CRM のUser、Password の入力、およびDynamics CRM Server Organization root のURL を設定します。さらに、CRMVersion プロパティに、'CRM2011+' もしくは'CRMOnline' を設定します。IFD コンフィグレーションもサポートされていますので、InternetFacingDeployment をTRUE に設定してください。

    また、Security Token Service(STS)、もしくはAD FS エンドポイントをSTSURL プロパティに設定することもできます。 この値はGetSTSUrl ストアドプロシージャで取得できます。 Office 365 ユーザーはデフォルトSTS URL にCRMVersion の設定だけで接続することができます。

    Configuring a connection (Salesforce is shown)
  6. Create & Test をクリックします。
  7. Add Dynamics CRM Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 Updating permissions

パーソナルアクセストークンの取得

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。
  4. Creating a new PAT
  5. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

接続設定が完了すると、Azure Data Factory からDynamics CRM データへ接続できるようになります。

Azure Data Factory からリアルタイムDynamics CRM データにアクセス

Azure Data Factory からCData Connect Cloud の仮想SQL Server API への接続を確立するには、以下の手順を実行します。

  1. Azure Data Factory にログインします。
  2. Logging in to ADF
  3. まだData Factory を作成していない場合は、「New -> Dataset」をクリックします。
  4. Creating new data factory
  5. 検索バーにSQL Server と入力し、表示されたら選択します。次の画面で、サーバーの名前を入力します。 Linked service フィールドで「New」を選択します。
  6. Selecting SQL Server
  7. 接続設定を入力します。
    • Name - 任意の名前を入力。
    • Server name - 仮想SQL Server のエンドポイントとポートをカンマで区切って入力。例:tds.cdata.com,14333
    • Database name - 接続したいCData Connect Cloud データソースのConnection Name を入力。例:DynamicsCRM1
    • User Name - CData Connect Cloud のユーザー名を入力。ユーザー名はCData Connect Cloud のインターフェースの右上に表示されています。 例:test@cdata.com
    • Password - Password(Azure Key Vault ではありません)を選択してSettings ページで生成したPAT を入力。
    • 「Create」をクリックします。
  8. Configuring new linked service
  9. Set properties で、Name を設定し、続けて先ほど作成したLinked service、利用可能なTable name、Import schema のfrom connection/store を選択します。 「OK」をクリックします。
  10. Setting the properties
  11. リンクされたサービスを作成すると、以下の画面が表示されます。
  12. Displaying the new screen
  13. Preview data をクリックすると、インポートされたDynamics CRM テーブルが表示されます。
  14. Previewing the imported table Azure Data Factory でデータフローを作成する際、このデータセットを使用できるようになりました。

CData Connect Cloud の入手

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