製品をチェック

Dynamics CRM Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Dynamics CRM アイコン Dynamics CRM JDBC Driver 相談したい

潜在顧客、連絡先、営業案件、アカウントなどのMicrosoft Dynamics CRM アカウントデータを組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

Denodo Platform でDynamics CRM データソースを作成

CData JDBC ドライバを使ってDenodo Virtual DataPort Administrator でDynamics CRM データ の仮想データソースを作成します。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-02-28
dynamicscrm ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Denodo ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for DynamicsCRM と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムDynamics CRM データと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でDynamics CRM の仮想データソースを作成する手順を紹介します。

最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムDynamics CRM データを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Dynamics CRM にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をDynamics CRM に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってDynamics CRM データを操作および分析できます。

Dynamics CRM Virtual Port を作成

Denodo からリアルタイムDynamics CRM データに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。

  1. CData JDBC Driver for DynamicsCRM インストーラーをダウンロードしてパッケージを展開し、JAR ファイルを実行してドライバーをインストールします。
  2. JAR ファイル(およびライセンスファイルがある場合はそれも)をインストール先(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for DynamicsCRM\lib\)からDenodo 外部ライブラリディレクトリ(C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-dynamicscrm-19)にコピーします。
  3. Denodo Virtual DataPort Administration Tool を開き、Server Explorer タブに移動します。
  4. 「admin」を右クリックし、「New」->「Data source」->「JDBC」を選択します。 新しいJDBC データソースを作成
  5. JCBC Connection を設定します。
    • Name:任意の名前(例:dynamicscrm)
    • Database adapter:Generic
    • Driver class path:C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-dynamicscrm-19
    • Driver class:cdata.jdbc.dynamicscrm.DynamicsCRMDriver
    • Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。

      jdbc:dynamicscrm:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=https://myOrg.crm.dynamics.com/;CRM Version=CRM Online;

      JDBC コネクションを設定(NetSuite の場合)

      Database URI の作成については以下を参照してください。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成の補助として、Dynamics CRM JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.dynamicscrm.jar

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      Dynamics CRM 接続プロパティの取得・設定方法

      Dynamics CRM では、インスタンスごとに接続文字列の設定が必要です。 Authentication セクションでは、有効なDynamics CRM のUser、Password の入力、およびDynamics CRM Server Organization root のURL を設定します。さらに、CRMVersion プロパティに、'CRM2011+' もしくは'CRMOnline' を設定します。IFD コンフィグレーションもサポートされていますので、InternetFacingDeployment をTRUE に設定してください。

      また、Security Token Service(STS)、もしくはAD FS エンドポイントをSTSURL プロパティに設定することもできます。 この値はGetSTSUrl ストアドプロシージャで取得できます。 Office 365 ユーザーはデフォルトSTS URL にCRMVersion の設定だけで接続することができます。

      組み込みの接続文字列デザイナーを使ってJDBC URL を生成(Salesforce の場合)
  6. 「接続テスト」をクリックして設定を確認し、「保存」をクリックします。

Virtual DataPort Administration Tool でDynamics CRM データを表示

データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するDynamics CRM データの基本ビューを作成できます。

  1. 新しく作成したVirtualPort(admin.DynamicsCRM)で「Create base view」をクリックします。
  2. オブジェクトツリーを展開し、インポートしたいオブジェクト(テーブル)を選択します。 インポートするオブジェクトの選択(NetSuite の場合)
  3. 「Create selected」をクリックしてDynamics CRM データのビューを作成します。
    オプション:「Create associations from foreign keys」をクリックして、オブジェクト間の関係を定義します。
  4. ビューを作成した状態で、Server Explorer のテーブル(cdata_dynamicscrm_account)に移動し、選択したテーブルをダブルクリックします。
  5. 新しいタブで「Execution panel」をクリックしてクエリパネルを開きます。
  6. 「Execute」タブでクエリをカスタマイズするか、デフォルトを使用します。
    SELECT * FROM cdata_dynamicscrm_account CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
    
    データを表示するクエリを設定
  7. 「Execute」をクリックすると、データが表示されます。 データを表示

基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムDynamics CRM データを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でDynamics CRM にクエリを実行できます。

CData JDBC Driver for DynamicsCRM の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムDynamics CRM データの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。