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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Oracle Data Integrator(ODI)はOracle エコシステムのハイパフォーマンスなデータ統合プラットフォームです。CData JDBC Driver for DynamicsCRM を使えば、OCI をはじめとするETL ツールからDynamics CRM データにJDBC 経由で簡単に読み取りと書き込みを実現できます。リアルタイムDynamics CRM データをデータウェアハウス、BI・帳票ツール、CRM、基幹システムなどに統合すれば、データ活用もぐっと楽に。
CData のコネクタを使えば、Dynamics CRM API にリアルタイムで直接接続して、ODI 上で通常のデータベースと同じようにDynamics CRM データを操作できます。Dynamics CRM エンティティのデータモデルを構築、マッピングを作成し、データの読み込み方法を選択するだけの簡単なステップでDynamics CRM データのETL が実現できます。
ドライバーをインストールするには、インストールフォルダにあるドライバーのJAR ファイルと.lic ファイルをODI の適切なディレクトリにコピーします。
ODI を再起動してインストールを完了します。
ODI の機能を使ってモデルをリバースエンジニアリングすることで、ドライバー側で取得したDynamics CRM データのリレーショナルビューに関するメタデータが取得できます。リバースエンジニアリング後、リアルタイムDynamics CRM データにクエリを実行してDynamics CRM テーブルのマッピングを作成できます。
Dynamics CRM では、インスタンスごとに接続文字列の設定が必要です。 Authentication セクションでは、有効なDynamics CRM のUser、Password の入力、およびDynamics CRM Server Organization root のURL を設定します。さらに、CRMVersion プロパティに、'CRM2011+' もしくは'CRMOnline' を設定します。IFD コンフィグレーションもサポートされていますので、InternetFacingDeployment をTRUE に設定してください。
また、Security Token Service(STS)、もしくはAD FS エンドポイントをSTSURL プロパティに設定することもできます。 この値はGetSTSUrl ストアドプロシージャで取得できます。 Office 365 ユーザーはデフォルトSTS URL にCRMVersion の設定だけで接続することができます。
JDBC URL の作成の補助として、Dynamics CRM JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.dynamicscrm.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
一般的な接続文字列は次のとおりです。
jdbc:dynamicscrm:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=https://myOrg.crm.dynamics.com/;CRM Version=CRM Online;
リバースエンジニアリング後、ODI でDynamics CRM データを操作できるようになります。 Dynamics CRM データを編集し保存するには、Designer ナビゲーターでモデルアコーディオンを展開し、テーブルを右クリックして「Data」をクリックします。「Refresh」をクリックしてデータの変更を取得します。変更が完了したら「Save Changes」をクリックします。
次の手順に従って、Dynamics CRM からETL を作成します。Account エンティティをODI Getting Started VM に含まれているサンプルデータウェアハウスにロードします。
SQL Developer を開き、Oracle データベースに接続します。Connections ぺインでデータベースのノードを右クリックし、「New SQL Worksheet」をクリックします。
もしくは、SQLPlus を使用することもできます。コマンドプロンプトから、以下のように入力します。
sqlplus / as sysdba
CREATE TABLE ODI_DEMO.TRG_ACCOUNT (NUMBEROFEMPLOYEES NUMBER(20,0),FirstName VARCHAR2(255));
これで、マッピングを実行してDynamics CRM データをOracle にロードできます。