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Dynamics CRM ODBC Driver

Dynamics CRM ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなDynamics CRM アカウントデータに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインターフェースを使用して、データベースのようにMicrosoft CRM データにアクセスし、潜在顧客、連絡先、営業案件、アカウントなどの読み、書き、更新を実行できます。

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Dynamics CRM データをPowerShell script でSQL Server にレプリケートする方法


ODBC Driver をつかって、Dynamics CRM データをPowerShell script でSQL Server をはじめRDB に簡単レプリケート。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト



Dynamics CRM データをDB にバックアップしておくニーズがあります。

  • データのバックアップ
  • DB にデータを格納して、他のアプリやBI、帳票ツールからの利用

本記事では、Dynamics CRM データをDB に入るようにスキーマ化を行うCData ODBC Driver for DynamicsCRM のキャッシュ機能を使って、SQL Server にDynamics CRM の任意のアプリを同期する方法を説明します。

CData ODBC Drivers のインストールとDynamics CRM への接続設定

ODBC 接続プロパティの指定がまだの場合は、DSN (データソース名)で接続設定を行います。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。 ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを開いて設定を行うことも可能です。 必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

Cache 設定

同じODBC DSN 画面で、Cache Connection とCache Provider のプロパティを設定します。Cache Provider は、キャッシュ先のDB の種類を指定します。Cache Connection は、Cache 先のDB のサーバー名、データベース名、ユーザー、パスワードを入力します。

  • Cache Provider:SQL Server 用に System.Data.SqlClient
  • Cache Connection:Server=server name;Database=database name;User ID=your id;Password=password;

PowerShell からスクリプトを実行してDynamics CRM データをSQL Server にレプリケーション

PowerShell から以下のスクリプトで明示的にCache クエリを実行します。

[void][System.Reflection.Assembly]::LoadWithPartialName("System.Data") $connectionsString = "DSN=CData DynamicsCRM Source" $odbcCon = New-Object System.Data.Odbc.OdbcConnection($connectionsString) $odbcCon.Open() $odbcCmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand $odbcCmd.Connection = $odbcCon ## CACHE SELECT Accountテーブルは毎回全件取得。 $odbcCmd.CommandText = "CACHE SELECT * FROM TableName" ## 以下のようにCEHCKCACHEコマンドであれば、差分の削除も実施する ## $odbcCmd.CommandText = "CHECKCACHE * FROM TableName WITH REPAIR START '11/15/2017' END '2/2/2018'" $odbcCmd.ExecuteNonQuery() | Out-Null $odbcCmd.Dispose() $odbcCon.Close() $odbcCon.Dispose()

実際にSQL Server でデータが生成されていることが確認できます。あとは、SQL Server のデータをバックアップとして使うなり、BI やレポーティングに利用することが可能です。

まとめと無償評価版

このように、CData ODBC Drivers を使うことで、Dynamics CRM データを簡単にSQL Server のようなDB にレプリケーションすることができます。是非、CData ODBC Drivers の30日の無償評価版 をお試しください。

スクリプトもSQL も書かずにDynamics CRM データを複製したい場合には、CData Sync がおすすめです。是非、こちらもご覧ください。