MySQL Workbench でDynamics GP データをクエリ

ODBC Driver for DynamicsGP からSQL Gateway を使用し、MySQL インターフェースを介してDynamics GP にクエリを実行できます。以下のステップに従って、SQL Gateway のMySQL リモーティングサービスを開始し、MySQL Workbench でライブDynamics GP を操作します。

Dynamics GP データへの接続

未指定の場合は、データソース名（DSN）で必要な接続プロパティの値を指定します。DSN を構成するために、ビルトインのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターでDSN を作成及び設定する方法については、ヘルプドキュメントの［はじめに］チャプターを参照してください。

認証するには、User およびPassword 接続プロパティを設定します。

接続するには、Url をWeb サービスのエンドポイントに設定します。例えば、http://{servername}:{port}/Dynamics/GPService です。さらに、CompanyId を設定します。この値は組織のセットアップウィンドウで「ツール」->「設定」->「組織」をクリックして取得できます。

デフォルトでデータサマリを返し、パフォーマンスを節約します。Line items などの詳細を返すには、LookupIds をtrue に設定します。ただしエンティティは一度に一つずつ返される必要があります。

SQL Gateway を構成する

Dynamics GP への接続を仮想MySQL データベースとして設定するには、SQL Gateway Overview を参照してください。クライアントからのMySQL 要求を受けるMySQL リモートサービスを構成します。このサービスは、SQL Gateway UI で構成できます。

MySQL Workbench からDynamics GP をクエリ

以下のステップでは、MySQL Workbench からSQL Gateway で作成された仮想Dynamics GP データベースに接続し、ライブDynamics GP データを操作するための基本的なクエリを発行する方法を説明します。

SQL Gateway を介してDynamics GP に接続

1. MySQL Workbench で、［add a new MySQL connection］をクリックします。
2. 接続（CData SQL Gateway for DynamicsGP）に名前を付けます。
3. Hostname、Port、Username のパラメータを設定し、SQL Gateway に接続します。
4. Store in Vault をクリックしてパスワードを設定し、保存します。
5. Test Connection をクリックして接続が正しく構成されていることを確認し、OK をクリックします。

Dynamics GP データをクエリ

1. 作成した接続（CData SQL Gateway for DynamicsGP）を開きます。
2. ［File］->［New Query Tab］と進みます。
3. SELECT * FROM `CData DynamicsGP Sys`.SalesInvoice; のようなDynamics GP データを取得するSQL クエリを記述します。

MySQL Workbench からライブDynamics GP データにアクセスすることで、MySQL データベースと同じようにDynamics GP をクエリおよび更新できます。CData ODBC Driver for DynamicsGP とCData SQL Gateway の30日の無償評価版はこちらです。