本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData Cmdlets Module for DynamicsGP は、直感的なDynamics GP データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、DynamicsGP Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
認証するには、User およびPassword 接続プロパティを設定します。
接続するには、Url をWeb サービスのエンドポイントに設定します。例えば、http://{servername}:{port}/Dynamics/GPService です。さらに、CompanyId を設定します。この値は組織のセットアップウィンドウで「ツール」->「設定」->「組織」をクリックして取得できます。
デフォルトでデータサマリを返し、パフォーマンスを節約します。Line items などの詳細を返すには、LookupIds をtrue に設定します。ただしエンティティは一度に一つずつ返される必要があります。
$conn = Connect-DynamicsGP -CompanyId "$CompanyId" -user "$user" -password "$password" -URL "$URL"
次の手順で、SalesInvoice テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-DynamicsGP -Connection $conn -Table SalesInvoice | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\mySalesInvoiceData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-DynamicsGP から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-DynamicsGP -Connection $conn -Table SalesInvoice -Where "CustomerName = Bob" | Remove-DynamicsGP
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MySalesInvoiceUpdates.csv | %{ $record = Select-DynamicsGP -Connection $DynamicsGP -Table SalesInvoice -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-DynamicsGP -Connection $dynamicsgp -Table SalesInvoice -Columns ("CustomerName","TotalAmount") -Values ($_.CustomerName, $_.TotalAmount) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-DynamicsGP -Connection $dynamicsgp -Table SalesInvoice -Columns ("CustomerName","TotalAmount") -Values ($_.CustomerName, $_.TotalAmount) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。