製品をチェック

Amazon DynamoDB Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Amazon DynamoDB アイコン Amazon DynamoDB JDBC Driver 相談したい

Java アプリケーションをDynamoDB のリアルタイムNoSQL クラウドデータベースサービスに接続できます。Java / J2EE アプリケーションの要となるビッグデータバックエンドとして、Amazon DynamoDB を使用できます。

Oracle Data Integrator でAmazon DynamoDB のデータをETL する方法

この記事では、Oracle Data Integrator を使ってAmazon DynamoDB のデータをデータウェアハウスに転送する方法を説明します。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2022-01-31
dynamodb ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Oracle Data Integrator ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Oracle Data Integrator(ODI)はOracle エコシステムのハイパフォーマンスなデータ統合プラットフォームです。CData JDBC Driver for AmazonDynamoDB を使えば、OCI をはじめとするETL ツールからAmazon DynamoDB データにJDBC 経由で簡単に読み取りと書き込みを実現できます。リアルタイムAmazon DynamoDB データをデータウェアハウス、BI・帳票ツール、CRM、基幹システムなどに統合すれば、データ活用もぐっと楽に。

CData のコネクタを使えば、Amazon DynamoDB API にリアルタイムで直接接続して、ODI 上で通常のデータベースと同じようにAmazon DynamoDB データを操作できます。Amazon DynamoDB エンティティのデータモデルを構築、マッピングを作成し、データの読み込み方法を選択するだけの簡単なステップでAmazon DynamoDB データのETL が実現できます。

ドライバーのインストール

ドライバーをインストールするには、インストールフォルダにあるドライバーのJAR ファイルと.lic ファイルをODI の適切なディレクトリにコピーします。

  • UNIX/Linux(Agent なし):~/.odi/oracledi/userlib
  • UNIX/Linux(Agent):$ODI_HOME/odi/agent/lib
  • Windows(Agent なし):%APPDATA%\Roaming\odi\oracledi\userlib
  • Windows(Agent):%APPDATA%\Roaming\odi\agent\lib

ODI を再起動してインストールを完了します。

モデルのリバースエンジニアリング

ODI の機能を使ってモデルをリバースエンジニアリングすることで、ドライバー側で取得したAmazon DynamoDB データのリレーショナルビューに関するメタデータが取得できます。リバースエンジニアリング後、リアルタイムAmazon DynamoDB データにクエリを実行してAmazon DynamoDB テーブルのマッピングを作成できます。

  1. ODI でリポジトリに接続し、「New」->「Model and Topology Objects」をクリックします。 新しいモデルを作成
  2. 表示されるダイアログの「Model」画面で、以下の情報を入力します。
    • Name:AmazonDynamoDB と入力します。
    • Technology:Technology:Generic SQL(ODI がVersion 12.2+ の場合はMicrosoft SQL Server)を選択します。
    • Logical Schema:AmazonDynamoDB と入力します。
    • Context:Global を選択します。
    モデルを設定
  3. 表示されるダイアログの「Data Server」画面で、以下の情報を入力します。
    • Name:AmazonDynamoDB と入力します。
    • Driver List:Oracle JDBC Driver を選択します。
    • Driver:cdata.jdbc.amazondynamodb.AmazonDynamoDBDriver と入力します。
    • URL:接続文字列を含むJDBC URL を入力します。

      DynamoDB 接続プロパティの取得・設定方法

      Amazon DynamoDB への接続には、AccessKey、SecretKey、オプションでDomain とRegion を設定します。 AWS サービスアカウントのセキュリティクレデンシャルページでAccessKey とSecretKey を取得できます。 Region は、DynamoDB にログインしている時の左上に表示されています。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成の補助として、Amazon DynamoDB JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.amazondynamodb.jar

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      組み込みの接続文字列デザイナーを使ってJDBC URL を生成(Salesforce の場合)

      一般的な接続文字列は次のとおりです。

      jdbc:amazondynamodb:Access Key=xxx;Secret Key=xxx;Domain=amazonaws.com;Region=OREGON;
    Data Server を設定
  4. Physical Schema 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name:ドロップダウンメニューから選択します。
    • Database (Catalog):CData と入力します。
    • Owner (Schema):Amazon DynamoDB にSchema を選択した場合は、選択したSchema を入力し、それ以外の場合はAmazonDynamoDB と入力します。
    • Database (Work Catalog):CData と入力します。
    • Owner (Work Schema):Amazon DynamoDB にSchema を選択した場合は、選択したSchema を入力し、それ以外の場合はAmazonDynamoDB と入力します。
    Physical Schema を設定
  5. 開いたモデルで「Reverse Engineer」をクリックしてAmazon DynamoDB テーブルのメタデータを取得します。 モデルをリバースエンジニアリング

Amazon DynamoDB データの編集と保存

リバースエンジニアリング後、ODI でAmazon DynamoDB データを操作できるようになります。 Amazon DynamoDB データを編集し保存するには、Designer ナビゲーターでモデルアコーディオンを展開し、テーブルを右クリックして「Data」をクリックします。「Refresh」をクリックしてデータの変更を取得します。変更が完了したら「Save Changes」をクリックします。 データを表示

ETL プロジェクトの作成

次の手順に従って、Amazon DynamoDB からETL を作成します。Lead エンティティをODI Getting Started VM に含まれているサンプルデータウェアハウスにロードします。

  1. SQL Developer を開き、Oracle データベースに接続します。Connections ぺインでデータベースのノードを右クリックし、「New SQL Worksheet」をクリックします。

    もしくは、SQLPlus を使用することもできます。コマンドプロンプトから、以下のように入力します。

    sqlplus / as sysdba
  2. 以下のクエリを入力し、ODI_DEMO スキーマにあるサンプルデータウェアハウスに新しいターゲットテーブルを作成します。以下のクエリは、Amazon DynamoDB のLead テーブルに一致するいくつかのカラムを定義します。 CREATE TABLE ODI_DEMO.TRG_LEAD (REVENUE NUMBER(20,0),Industry VARCHAR2(255));
  3. ODI でDesigner ナビゲーターのModels アコーディオンを展開し、ODI_DEMO フォルダの「Sales Administration」ノードをダブルクリックします。Model Editor でモデルが開きます。
  4. 「Reverse Engineer」をクリックします。TRG_LEAD テーブルがモデルに追加されます。
  5. プロジェクトの「Mappings」ノードを右クリックし、「New Mapping」をクリックします。マッピングの名前を入力し、「Create Empty Dataset」オプションを無効にします。Mapping Editor が表示されます。
  6. TRG_LEAD テーブルをSales Administration モデルからマッピングにドラッグします。
  7. Lead テーブルをAmazon DynamoDB モデルからマッピングにドラッグします。
  8. ソースコネクタポイントをクリックしてターゲットコネクタポイントにドラッグします。Attribute Matching ダイアログが表示されます。ここでは、デフォルトオプションを使用します。その場合、目的の動作はターゲットカラムのプロパティに表示されます。
  9. Mapping Editor のPhysical タブを開き、TARGET_GROUP の「LEAD_AP」をクリックします。
  10. LEAD_AP プロパティで、Loading Knowledge Module タブの「LKM SQL to SQL (Built-In)」を選択します。 Amazon DynamoDB へのSQL ベースのアクセスには、標準データベース間のナレッジモジュールを使用できます

これで、マッピングを実行してAmazon DynamoDB データをOracle にロードできます。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。