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PowerShell Cmdlets は、E メールへのリアルタイム連携機能を提供します。Cmdlets を使って、データに直接連携し、読み書き更新をDB と同感覚で行うことができます。

Email データをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

PowerShell のシンプルなスクリプトで、Email データ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-09-26
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CData

powershell ロゴ画像
MySQL ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData Cmdlets for Email を使えば、PowerShell からEmail データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for Email およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でEmail への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

Authentication セクションのUser プロパティとPassword プロパティに、有効な認証情報を設定する必要があります。 E メールを取得するには、Server を指定する必要があります。E メールを送信するにはSMTPServer を指定する必要があります。

Email データの取得

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module EmailCmdlets
  2. Email への接続:

    $email = Connect-Email -User $User -Password $Password -Server $Server -Port $Port -SMTP Server $SMTP Server -SMTP Port $SMTP Port -SSL Mode $SSL Mode -Protocol $Protocol -Mailbox $Mailbox
  3. 取得ターゲットのリソースの取得:

    $data = Select-Email -Connection $email -Table "Mailboxes"

    Invoke-Email cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

    $data = Invoke-Email -Connection $email -Query 'SELECT * FROM Mailboxes WHERE Mailbox = @Mailbox' -Params @{'@Mailbox'='Spam'}
  4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

    $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name

Email データをMySQL データベースにレプリケーション

カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MySQLCmdlets
  2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

    $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
  3. Email、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Email のリソース(Mailboxes)と同じテーブル名を持っている必要があります。

    $data | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Mailboxes" -Columns $columns -Values $values }

次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

  • 一度PowerShell でEmail とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

    Select-Email -Connection $email -Table "Mailboxes" | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Mailboxes" -Columns $columns -Values $values }
  • 別のPowerShell モジュールで、Email を別のデータベースに複製する場合、Select-Email cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

    $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}

おわりに

これで、Email データをMySQL に複製できました。分析、BI などでEmail データをMySQL から使うことができるようになります。

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