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EnterpriseDB JDBC Driver

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Elasticsearch へLogstash 経由でEnterpriseDB データをロードする方法


全文検索のElasticsearch のETL/ELT モジュールのLogstash とJDBC Driver を使い、EnterpriseDB データを簡単にロードする方法。


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Elasticsearch は、人気の分散型の全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、30日の無償評価版をダウンロードしてあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。

この記事では、CData Driver for EnterpriseDB を使って、EnterpriseDB のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。

Elasticsearch Logstash でCData JDBC Driver for EnterpriseDB を使用

  • CData JDBC Driver for EnterpriseDB をLogstash が稼働するマシンにインストールします。
  • 以下のパスにJDBC Driver がインストールされます。後ほどこのパスを使います。この.jar ファイルと製品版の場合は.lic ファイルをLogstash に配置して使います。
    C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for EnterpriseDB 2019J\lib\cdata.jdbc.enterprisedb.jar
  • 次に、Logstash とCData JDBC Driver をつなぐ、JDBC Input Plugin をインストールします。JDBC Plugin は最新のLogstash だとデフォルトでついてきますが、バージョンによっては追加する必要があります。
    https://www.elastic.co/guide/en/logstash/5.4/plugins-inputs-jdbc.html
  • CData JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイルを、Logstashの「/logstash-core/lib/jars/」に移動します。

Logstash でElasticsearch にEnterpriseDB データを送る

それでは、LogstashでElasticsearch にEnterpriseDB データ転送を行うための設定ファイルを作成していきます。

  • Logstash のデータ処理定義であるlogstash.conf ファイルにEnterpriseDB データを取得する処理書きます。Input はJDBC、Output はElasticsearch にします。データローディングジョブの起動間隔は30秒に設定しています。
  • CData JDBC Driver の.jar をjdbc driver ライブラリにして、クラス名を設定、EnterpriseDB への接続プロパティをJDBC URL の形でせっていします。JDBC URL ではほかにも詳細な設定を行うことができるので、細かくは製品ドキュメントをご覧ください。
  • データに接続するには、以下の接続プロパティが必要です。

    • Server: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
    • Port: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。

    オプションで、以下を設定することもできます。

    • Database: EnterpriseDB サーバーに接続する場合のデフォルトのデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。

    Basic 認証による接続

    Basic 認証を使って認証するには、以下を設定します。

    • User:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
    • Password:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。

    SSL 認証による接続

    SSL 認証を利用して、セキュアなセッションを介してEnterpriseDB データに接続できます。以下の接続プロパティを設定して、データに接続します。

    • SSLClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定します。クライアントとサーバーの両方のマシンでトラストストアとキーストアが保持される2-way SSL の場合に使用されます。
    • SSLClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
    • SSLClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のSubject。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
    • SSLClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
    • SSLServerCert:サーバーが受け入れ可能な証明書。
                
                    input {
                        jdbc {
                          jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.enterprisedb.jar"
                          jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.enterprisedb.EnterpriseDBDriver"
                          jdbc_connection_string => "jdbc:enterprisedb:User=postgres;Password=admin;Database=postgres;Server=127.0.0.1;Port=5444"
                          jdbc_user => ""
                          jdbc_password => ""
                          schedule => "*/30 * * * * *"
                          statement => "SELECT ShipName, ShipCity FROM Orders WHERE ShipCountry = 'USA'"
                        }
                      }
                      
                     
                      output {
                        Elasticsearch {
                            index => "enterprisedb_Orders"
                            document_id => "xxxx"
                        }
                      }
                
            

Logstash でEnterpriseDB のローディングを実行

それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。

> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf

成功した旨のログが出ます。これでEnterpriseDB データがElasticsearch にロードされました。

例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。

        
            GET enterprisedb_Orders/_search
            {
            "query": {
                "match_all": {}
            }
            }
        
    
Elasticsearch にロードされたEnterpriseDB データをクエリ

データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。

Elasticsearch にロードされたEnterpriseDB データを確認

CData JDBC Driver for EnterpriseDB をLogstash で使うことで、EnterpriseDB コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。