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EnterpriseDB ODBC Driver

EnterpriseDB ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなEnterpriseDB のデータに直接接続できる高機能なツールです。

標準のODBC Driver インターフェースを使用して、EnterpriseDB にアクセスします。

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ODBC を介してNode.js からEnterpriseDB データをクエリ


node-odbc を使用して、Node.js からEnterpriseDB データへのSQL クエリを実行します。


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ODBC

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Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for EnterpriseDB を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、ライブEnterpriseDB データにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、ライブEnterpriseDB データへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。

ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のライブEnterpriseDB データとやりとりできます。Node.js からEnterpriseDB に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をEnterpriseDB に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。

EnterpriseDB データに接続する

必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

データに接続するには、以下の接続プロパティが必要です。

  • Server: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
  • Port: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。

オプションで、以下を設定することもできます。

  • Database: EnterpriseDB サーバーに接続する場合のデフォルトのデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。

Basic 認証による接続

Basic 認証を使って認証するには、以下を設定します。

  • User:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
  • Password:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。

SSL 認証による接続

SSL 認証を利用して、セキュアなセッションを介してEnterpriseDB データに接続できます。以下の接続プロパティを設定して、データに接続します。

  • SSLClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定します。クライアントとサーバーの両方のマシンでトラストストアとキーストアが保持される2-way SSL の場合に使用されます。
  • SSLClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
  • SSLClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のSubject。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
  • SSLClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
  • SSLServerCert:サーバーが受け入れ可能な証明書。

node-odbc を構築する

CData ODBC Driver を介してEnterpriseDB に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。

必要なツールをインストールする

以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)

npm i -g windows-build-tools
npm i -g node-gyp

node-odbc を構築する

必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。

mkdir nodeodbc
cd nodeodbc
npm i -g node

Node.js からEnterpriseDB をクエリ

ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからライブEnterpriseDB データをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してOrders テーブルをクエリします。

myscript.js

const odbc = require('odbc');

async function queryEnterpriseDB() {
    const connection = await odbc.connect(`DSN=CData EnterpriseDB Source`);
    const data = await connection.query('SELECT ShipName, ShipCity FROM Orders');
    console.log(data);
}

queryEnterpriseDB();

アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。

node myscript.js
Sample program results (Salesforce is shown.

CData ODBC Driver for EnterpriseDB の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でライブEnterpriseDB データを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。