本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData ODBC Driver for EnterpriseDB は、PHP アプリケーションからのEnterpriseDB データへの連携を可能にします。本記事では、EnterpriseDB データをPHP のビルトインODBC 機能でクエリを実行する手順を説明します。
EnterpriseDB に接続するDSN を作成します。
データに接続するには、以下の接続プロパティが必要です。
オプションで、以下を設定することもできます。
Basic 認証を使って認証するには、以下を設定します。
SSL 認証を利用して、セキュアなセッションを介してEnterpriseDB データに接続できます。以下の接続プロパティを設定して、データに接続します。
一般的な接続文字列:
User=postgres;Password=admin;Database=postgres;Server=127.0.0.1;Port=5444
ビルトインのデータソースアドミニストレーターでDSN 設定をします。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。ヘルプの「はじめに」でODBC データソースアドミニストレータでEnterpriseDB に接続するDSN の設定方法を参照してください。
odbc_connect を呼び出して、EnterpriseDB への接続を開きます。 odbc_pconnect メソッドでも可能です。コネクションを閉じるには、odbc_close もしくはodbc_close_all を使います。
$conn = odbc_connect("CData ODBC EnterpriseDB Source","user","password");
コネクションはodbc_connect で開かれ、スクリプトが終わると終了します。odbc_pconnect メソッドで開いたコネクションは、スクリプトが終わっても開いたままです。これにより同じクレデンシャルであれば他のスクリプトでコネクションを共有することが可能です:
$conn = odbc_pconnect("CData ODBC EnterpriseDB Source","user","password");
...
odbc_close($conn); //persistent connection must be closed explicitly
odbc_prepare を使って、Prepared ステートメントおよびパラメータライズドクエリを作成します。
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM Orders WHERE ShipCountry = ?");
Prepared ステートメントをodbc_execute を使って実行します。
$conn = odbc_connect("CData ODBC EnterpriseDB Source","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM Orders WHERE ShipCountry = ?");
$success = odbc_execute($query, array('USA'));
Non-Parameterized クエリは、odbc_exec を使います。
$conn = odbc_connect("CData ODBC EnterpriseDB Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM Orders");
odbc_fetch_array ファンクションの結果セット配列としてアクセスします。
$conn = odbc_connect("CData ODBC EnterpriseDB data Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM Orders");
while($row = odbc_fetch_array($query)){
echo $row["ShipName"] . "\n";
}
odbc_result_all ファンクションで、結果セットをHTML テーブルとして表示します。
$conn = odbc_connect("CData ODBC EnterpriseDB data Source","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM Orders WHERE ShipCountry = ?");
$success = odbc_execute($query, array('USA'));
if($success)
odbc_result_all($query);
スタンドアロンのテスト環境をたちあげる簡単な方法はPHP のビルトインテストサーバーを使うことです。手順はこちらです:
PHP の最新版のバイナリのダウンロード。
フォルダにファイルを入れる。
フォルダを開く。
php.ini-development をphp.ini に変更。
ブラウザからテストスクリプトにアクセスするためのコマンドを実行。
php -S localhost:8000 -t C:\path-to-your-scripts -c C:\path-to-php\php.ini
サポートされているSQL の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。上のサンプルは、PHP community documentation for all ODBC functions のEnterpriseDB に特化したものです。