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EnterpriseDB ODBC Driver

EnterpriseDB ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなEnterpriseDB のデータに直接接続できる高機能なツールです。

標準のODBC Driver インターフェースを使用して、EnterpriseDB にアクセスします。

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Informatica PowerCenter でEnterpriseDB データを抽出、変換、ロードする


Informatica PowerCenter でEnterpriseDB データのシンプルなWorkflow を作成。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト

Informatica は、データ転送用の強力で洗練された手段を提供します。CData ODBC Driver for EnterpriseDB を利用することで、Informatica の強力なデータ転送と操作機能でシームレスに統合された、業界が認めた標準ドライバーにアクセスできるようになります。このチュートリアルでは、Informatica PowerCenter でシンプルなWorkflow を作成してEnterpriseDB データを抽出し、フラットファイルにロードする方法について説明します。

ODBC データソースとしてEnterpriseDB を追加する

未インストールの場合、PowerCenter サーバーとクライアントマシーンにドライバーをインストールします。どちらにおいても、データソースのODBC DSN で接続プロパティを指定します。これはドライバーインストール時の最後の手順にあたります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。

データに接続するには、以下の接続プロパティが必要です。

  • Server: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
  • Port: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。

オプションで、以下を設定することもできます。

  • Database: EnterpriseDB サーバーに接続する場合のデフォルトのデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。

Basic 認証による接続

Basic 認証を使って認証するには、以下を設定します。

  • User:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
  • Password:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。

SSL 認証による接続

SSL 認証を利用して、セキュアなセッションを介してEnterpriseDB データに接続できます。以下の接続プロパティを設定して、データに接続します。

  • SSLClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定します。クライアントとサーバーの両方のマシンでトラストストアとキーストアが保持される2-way SSL の場合に使用されます。
  • SSLClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
  • SSLClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のSubject。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
  • SSLClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
  • SSLServerCert:サーバーが受け入れ可能な証明書。

PowerCenter でETL ワークフローを作成する

次のステップに従ってPowerCenter でワークフローを作成し、EnterpriseDB データをプルしてフラットファイルにプッシュします。

ODBC ドライバーを使用してソースを作成する

  1. %INFA_HOME%\clients\PowerCenterClient\client\bin にあるpowrmart.ini ファイルで、次の行をODBCDLL セクションに追加します。
    CData=PMODBC.DLL
  2. PowerCenter Workflow Manager で新しいODBC リレーショナル接続を追加し、ユーザー名とパスワードのプロパティをODBC Driver がインストールされているマシンのユーザーに設定して、接続文字列をドライバーのSystem DSN(CData EnterpriseDB Sys)に設定します。 Create a Relational Connection to the DSN (QuickBooks Online is shown.)
  3. PowerCenter Designer でリポジトリに接続し、フォルダを開きます。
  4. 「Source Analyzer」を選択してソースメニューをクリックし、「Import from Database」を選択します。 Import from Database
  5. ODBC データソースのドロップダウンメニューで、以前構成したDSN(CData EnterpriseDB Sys)を選択します。
  6. 「connect」をクリックし、含めるテーブルとビューを選択します。
  7. 「OK」をクリックします。 Select DSN and Tables/Views to Import (QuickBooks Online is shown.)

ソースを使用してフラットファイルターゲットを作成する

  1. 「Targets Analyzer」を選択し、以前に作成したソースをワークスペースにドラッグアンドドロップします。既存のソースを使用することで、カラムがターゲットにコピーされます。
  2. 新しいターゲットを右クリックし、「edit」をクリックしてデータベースタイプをフラットファイルに変更します。 Create a Flat File target for the Workflow.

EnterpriseDB データとフラットファイル間のマッピングを作成する

  1. 「Mapping Designer」をクリックします。
  2. ソースとターゲットをワークスペースにドラッグします。(プロンプトが表示されたら、新しいマッピングに名前を付けます。) Create a new Mapping.
  3. ワークスペースで右クリックし、「Autolink by Name」を選択します。
  4. カラムをソース修飾子からターゲット定義にドラッグします。 Link columns from source to target.
  5. フォルダをセーブ(Ctrl + S)します。

マッピングを使用してワークフローを作成する

ソース、ターゲット、マッピングを作成して保存したら、ワークフローを作成することができるようになります。

  1. マッピングを右クリックして「generate workflow」を選択し、「Workflow Generation」ウィザードを開きます。
  2. 再利用不可のセッションでワークフローを作成します。
  3. (以前作成した関連する接続への)接続オブジェクトが適切に構成されていることを確認してプレフィックスを設定します。
  4. 必要に応じて接続を設定します。
  5. ワークフローを確認して「Finish」をクリックします。

ワークフローを作成したら、PowerCenter Workflow Manager を開いてワークフローにアクセスして開始し、EnterpriseDB データをフラットファイルに素早く転送できます。ODBC Driver for EnterpriseDB を使用して、ソースとターゲットをPowerCenter から設定することで、Informatica PowerCenter でEnterpriseDB データをお好みのエレガントで強力な機能に統合することができます。