本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData Cmdlets Module for Facebook は、直感的なFacebook データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、Facebook Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
Facebook はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。 ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。 接続すると、本製品はデフォルトブラウザでFacebook OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、本製品にアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
$conn = Connect-FB
次の手順で、Posts テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-Facebook -Connection $conn -Table Posts | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myPostsData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-Facebook から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-Facebook -Connection $conn -Table Posts -Where "Target = thesimpsons" | Remove-Facebook
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyPostsUpdates.csv | %{ $record = Select-Facebook -Connection $Facebook -Table Posts -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-Facebook -Connection $facebook -Table Posts -Columns ("FromName","LikesCount") -Values ($_.FromName, $_.LikesCount) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-Facebook -Connection $facebook -Table Posts -Columns ("FromName","LikesCount") -Values ($_.FromName, $_.LikesCount) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。