製品をチェック

製品の詳細・30日間の無償トライアルはコチラ

CData Connect

Power Automate を使用してfreee データを自動化フローに統合

CData Connect Server を使用してfreee データに接続し、freee データをリアルタイムでPower Automate タスクに統合します。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2022-11-11

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Microsoft Power Automate(旧Microsoft Flow)は、一般的なアプリとサービスでイベント(ワークフロー)を自動化するオンラインサービスです。CData Connect Server と組み合わせると、ビジュアライゼーションやダッシュボード用にfreee データにクラウドベースでアクセスできます。この記事では、Power Automate からConnect Server に接続し、リアルタイムfreee データをワークフローとタスクに統合する方法を説明します。

CData Connect Server は、ピュアSQL のクラウドインターフェースをfreee に提供し、データを複製せずにPower Automate からリアルタイムfreee データとの統合を手軽に実現します。Power Automate はCData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をfreee に直接プッシュして、サーバー側の処理を利用して、freee データを素早く返します。

  1. Connect Server にログインし、[DATA MODEL]をクリックします。 データベースを追加
  2. [Available Data Sources]から[freee]を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、freee に接続します。

    まずはOAuth アプリを作成します。https://app.secure.freee.co.jp/developers/applications にアクセスして、「新しいアプリケーションの作成」ボタンをクリックします。アプリケーション名を指定し、リダイレクトURL を設定して登録をクリックします。そうすると、クライアントシークレットとクライアントID が発行されます。

    次に、プロファイルをダウンロードしてドライバーがアクセス可能な場所に配置します。こちらからプロファイルをダウンロードして、「C:/profiles/」 などに設置してください。

    その後、Companies ビューからCompanyId を取得します。以下の接続プロパティを設定したら、接続する準備ができます。

    • AuthScheme:OAuth に設定します。
    • OAuthClientID:アプリ設定で指定されたOAuth クライアントID に設定します。
    • OAuthClientSecret:アプリ設定で指定されたOAuth クライアントシークレットに設定します。
    • CallbackURL:アプリ設定で指定したリダイレクトURI に設定します。
    • InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用してOAuthAccessToken を取得するプロセスを管理できます。
    接続の設定
  4. Create & Test をクリックします。
  5. Edit freee Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新
  6. USERS タブでAuthToken を取得します。

コネクションが構成されたら、Power Automate からfreee に接続できるようになります。

CData Connect Server に接続する

Connect Server を使用してfreee データをPower Automate タスクに統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。

  1. Power Automate にログインします。
  2. [Data]->[Connections]->[New connection]とクリックします。
  3. SQL Server を選択します。 Creating a new SQL Server Connection
  4. 接続ウィザードにて

    • Authentication Type を"SQL Server Authentication" に設定します。
    • SQL server name をConnect Server インスタンスのアドレスに設定します。(CONNECT_SERVER_URL
    • SQL database name を以前作成したfreee の名前(freeedb など)に設定します。
    • UsernamePassword を設定し、[Create]をクリックします。 Connecting to Connect Server

freee データをPower Automate Tasks に統合する

Connect Server への接続が構成されたら、リアルタイムfreee データをPower Automate タスクに統合する事ができるようになります。

  1. Power Automate にログインします。
  2. [My flows]->[New]とクリックし、空白またはテンプレートからフローを作成することを選択します。
  3. SQL Server アクション(Get rows など)を追加または構成し、Connect Server 接続に接続するようにアクションを構成します。
  4. 使用するテーブルをドロップダウンメニューから選択し、詳細オプション(フィルタ、オーダーなど)を構成します。 Getting freee "Rows"
  5. フォローしてテストするアクションを構成し、フォローを保存します。

クラウドアプリケーションからfreee データへのSQL アクセス

Power Automate タスクからfreee データへリアルタイムに直接接続できるようになりました。これで、freee データを複製せずにより多くの接続とワークフローを作成してビジネスを推進できます。

クラウドアプリケーションから直接250を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect Cloud を参照してください。

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。