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Google Analytics JDBC Driver

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Elasticsearch へLogstash 経由でGoogle Analytics データをロードする方法


全文検索のElasticsearch のETL/ELT モジュールのLogstash とJDBC Driver を使い、Google Analytics データを簡単にロードする方法。


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Elasticsearch は、人気の分散型の全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、30日の無償評価版をダウンロードしてあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。

この記事では、CData Driver for GoogleAnalytics を使って、Google Analytics のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。

Elasticsearch Logstash でCData JDBC Driver for GoogleAnalytics を使用

  • CData JDBC Driver for GoogleAnalytics をLogstash が稼働するマシンにインストールします。
  • 以下のパスにJDBC Driver がインストールされます。後ほどこのパスを使います。この.jar ファイルと製品版の場合は.lic ファイルをLogstash に配置して使います。
    C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for GoogleAnalytics 2019J\lib\cdata.jdbc.googleanalytics.jar
  • 次に、Logstash とCData JDBC Driver をつなぐ、JDBC Input Plugin をインストールします。JDBC Plugin は最新のLogstash だとデフォルトでついてきますが、バージョンによっては追加する必要があります。
    https://www.elastic.co/guide/en/logstash/5.4/plugins-inputs-jdbc.html
  • CData JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイルを、Logstashの「/logstash-core/lib/jars/」に移動します。

Logstash でElasticsearch にGoogle Analytics データを送る

それでは、LogstashでElasticsearch にGoogle Analytics データ転送を行うための設定ファイルを作成していきます。

  • Logstash のデータ処理定義であるlogstash.conf ファイルにGoogle Analytics データを取得する処理書きます。Input はJDBC、Output はElasticsearch にします。データローディングジョブの起動間隔は30秒に設定しています。
  • CData JDBC Driver の.jar をjdbc driver ライブラリにして、クラス名を設定、Google Analytics への接続プロパティをJDBC URL の形でせっていします。JDBC URL ではほかにも詳細な設定を行うことができるので、細かくは製品ドキュメントをご覧ください。
  • OAuth 認証標準を使用してGoogle Analytics に接続します。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。組織全体のアクセススコープを本製品に許可するには、サービスアカウントが必要です。下記で説明するとおり、本製品はこれらの認証フローをサポートします。

    ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。次を設定して、接続してください。 Profile:接続するGoogle アナリティクスのプロファイル、またはビューに設定。この値はProfiles テーブルから取得できます。指定しない場合は、初めに返されたプロファイルが使われます。接続すると、本製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

                
                    input {
                        jdbc {
                          jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.googleanalytics.jar"
                          jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.googleanalytics.GoogleAnalyticsDriver"
                          jdbc_connection_string => "jdbc:googleanalytics:Profile=MyProfile;InitiateOAuth=REFRESH"
                          jdbc_user => ""
                          jdbc_password => ""
                          schedule => "*/30 * * * * *"
                          statement => "SELECT Browser, Sessions FROM Traffic"
                        }
                      }
                      
                     
                      output {
                        Elasticsearch {
                            index => "googleanalytics_Traffic"
                            document_id => "xxxx"
                        }
                      }
                
            

Logstash でGoogle Analytics のローディングを実行

それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。

> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf

成功した旨のログが出ます。これでGoogle Analytics データがElasticsearch にロードされました。

例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。

        
            GET googleanalytics_Traffic/_search
            {
            "query": {
                "match_all": {}
            }
            }
        
    
Elasticsearch にロードされたGoogle Analytics データをクエリ

データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。

Elasticsearch にロードされたGoogle Analytics データを確認

CData JDBC Driver for GoogleAnalytics をLogstash で使うことで、Google Analytics コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。