本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Apache Spark は大規模データ処理のための高速で一般的なエンジンです。CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage と組み合わせると、Spark はリアルタイムGoogle Cloud Storage にデータ連携して処理ができます。ここでは、Spark シェルに接続してGoogle Cloud Storage をクエリする方法について説明します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムGoogle Cloud Storage と対話するための高いパフォーマンスを提供します。Google Cloud Storage に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接Google Cloud Storage にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してGoogle Cloud Storage を操作して分析できます。
CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage インストーラをダウンロードし、パッケージを解凍し、JAR ファイルを実行してドライバーをインストールします。
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage/lib/cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定することなく接続できます。InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定したら、接続の準備が完了です。
接続すると、Google Cloud Storage OAuth エンドポイントがデフォルトブラウザで開きます。ログインして権限を付与すると、OAuth プロセスが完了します。
サービスアカウントには、ブラウザでユーザー認証を行わないサイレント認証があります。サービスアカウントを使用して、企業全体のアクセススコープを委任することもできます。
このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントを参照してください。以下の接続プロパティを設定したら、接続の準備が完了です:
これで、サービスアカウントのOAuth フローが完了します。
JDBC 接続文字列URL の作成には、Google Cloud Storage JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val googlecloudstorage_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:googlecloudstorage:ProjectId='project1';").option("dbtable","Buckets").option("driver","cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver").load()
Google Cloud Storage をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> googlecloudstorage_df.registerTable("buckets")
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します:
scala> googlecloudstorage_df.sqlContext.sql("SELECT Name, OwnerId FROM Buckets WHERE Name = TestBucket").collect.foreach(println)
You will see the results displayed in the console, similar to the following:
CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage をApache Spark で使って、Google Cloud Storage に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。是非、30日の無償評価版 をダウンロードしてお試しください。