本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →インターネット上には、多くのPostgreSQL クライアントがあります。標準のドライバーからBI、アナリティクスツールまで、PostgreSQL はデータアクセスのための一般的なインターフェースです。 JDBC ドライバーを使用することで、簡単に任意の標準クライアントから接続できるPostgreSQL エントリポイントを作成できます。
Google Cloud Storage にPostgreSQL データベースとしてアクセスするには、CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage とJDBC foreign data wrapper (FDW) を使用します。ここでは、FDW をコンパイルしてインストールし、PostgreSQL サーバーからGoogle Cloud Storage にクエリを実行します。
JDBC データソースとしてGoogle Cloud Storage に接続するには、以下が必要です。
Driver class:
cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定することなく接続できます。InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定したら、接続の準備が完了です。
接続すると、Google Cloud Storage OAuth エンドポイントがデフォルトブラウザで開きます。ログインして権限を付与すると、OAuth プロセスが完了します。
サービスアカウントには、ブラウザでユーザー認証を行わないサイレント認証があります。サービスアカウントを使用して、企業全体のアクセススコープを委任することもできます。
このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントを参照してください。以下の接続プロパティを設定したら、接続の準備が完了です:
これで、サービスアカウントのOAuth フローが完了します。
JDBC URL の構成については、Google Cloud Storage JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:googlecloudstorage:ProjectId='project1';InitiateOAuth=GETANDREFRESH
FDW は、PostgreSQL を再コンパイルせずに、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例としてjdbc2_fdw 拡張子を使用します。
ln -s /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/lib/amd64/server/libjvm.so /usr/lib/libjvm.so
make install USE_PGXS=1
拡張機能をインストールした後、以下のステップに従ってGoogle Cloud Storage へのクエリの実行を開始します。
CREATE EXTENSION jdbc2_fdw;
CREATE SERVER GoogleCloudStorage
FOREIGN DATA WRAPPER jdbc2_fdw OPTIONS (
drivername 'cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver',
url 'jdbc:googlecloudstorage:ProjectId='project1';InitiateOAuth=GETANDREFRESH',
querytimeout '15',
jarfile '/home/MyUser/CData/CData\ JDBC\ Driver\ for\ Salesforce MyDriverEdition/lib/cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar');
CREATE USER MAPPING for postgres SERVER GoogleCloudStorage OPTIONS (
username 'admin',
password 'test');
postgres=# CREATE FOREIGN TABLE buckets (
buckets_id text,
buckets_Name text,
buckets_OwnerId numeric)
SERVER GoogleCloudStorage OPTIONS (
table_name 'buckets');
postgres=# SELECT * FROM buckets;