標準PowerShell cmdlets を使ってGreenplum テーブルにアクセスして、CSV にエクスポート。
CData Cmdlets Module for Greenplum は、直感的なGreenplum データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、Greenplum Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
Greenplum への接続を設定
Greenplum に接続するには、Server、Port (デフォルトポートは5432)、およびDatabase 接続プロパティを設定して、サーバーへの認証に使用するUser とPassword を設定します。Database プロパティが指定されていない場合、本製品はユーザーのデフォルトデータベース(ユーザーと同じ名前になります)に接続します。
$conn = Connect-Greenplum -User "$User" -Password "$Password" -Database "$Database" -Server "$Server" -Port "$Port"
Greenplum データを取得してCSV にパイプライン
次の手順で、Orders テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-Greenplum -Connection $conn -Table Orders | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myOrdersData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-Greenplum から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。データの削除
以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-Greenplum -Connection $conn -Table Orders -Where "ShipCountry = USA" | Remove-Greenplum
データの挿入と更新
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyOrdersUpdates.csv | %{ $record = Select-Greenplum -Connection $Greenplum -Table Orders -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-Greenplum -Connection $greenplum -Table Orders -Columns ("Freight","ShipName") -Values ($_.Freight, $_.ShipName) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-Greenplum -Connection $greenplum -Table Orders -Columns ("Freight","ShipName") -Values ($_.Freight, $_.ShipName) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。