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BizTalk でGoogle Sheets にストアドプロシージャを実行する

CData BizTalk Adapter が提供するストアドプロシージャを使用して、BizTalk のGoogle Sheets を自動化できます。ストアドプロシージャは、基盤となるAPI で使用できるアクションを実装しています。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2021-07-17

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

ストアドプロシージャは、SELECT 、INSERT 、UPDATE 、DELETE としては表すことができないGoogle Sheets アクションを実装します。この記事では、ストアドプロシージャ用のスキーマを作成する方法を説明します。このスキーマを使用して、送信ポートからストアドプロシージャを実行できます。

プロジェクトにアダプターを追加する

[Add Adapter] ウィザードから、アダプターをVisual Studio のBizTalk サーバープロジェクトに追加します。このアダプターは、ストアドプロシージャへの入力とその結果に関するメタデータを返します。このメタデータを使用してスキーマを作成します。

  1. [Solution Explorer] の[project] で右クリックし、[Add] -> [Add Generated Items] と進みます。
  2. [resulting dialog box] の[Add Adapter Metadata] を選択します。
  3. 表示される[Add Adapter] ウィザードで、リストからアダプターを選択します。
  4. [Port menu] では、選択を空白のままにします。もしくは、Google Sheets アダプターを使用するように構成されている受信場所や送信ポートを選択します。
  5. CData Adapters in the Select Adapter wizard.(Salesforce is shown.)
  6. 送信ポートまたは受信場所に、認証資格情報と他の接続プロパティが構成されていない場合、[Connection String] ページで、それらを入力します。下は一般的な接続文字列です。

    Spreadsheet=MySheet;

    スプレッドシートに接続するには、Google への認証を行い、Spreadsheet 接続プロパティにスプレッドシートの名前またはフィードリンクを設定します。Google Drive のスプレッドシートの情報一覧を表示したい場合は、認証後にSpreadsheets ビューにクエリを実行します。

    ClientLogin(ユーザー名 / パスワード認証)は、2012年4月20日より正式に非推奨となり、現在は利用できません。代わりに、OAuth 2.0 認証規格を使用してください。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録します。

    OAuth は、Google Apps ドメインのユーザーに代わって、サービスアカウントを使って接続することもできます。サービスアカウントで認証するには、OAuth JWT 値を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。

    Google アカウント、Google Apps アカウント、二段階認証を使用するアカウントなど、様々なアカウントタイプでGoogle スプレッドシートに接続する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

  7. The connection string properties used by the Google Sheets Adapter.(Salesforce is shown.)

スキーマを作成する

[Add Adapter] ウィザードで接続プロパティを入力すると、[Schema] ウィザードが表示されます。

  1. 次の[Schema Information] のページでは、Google Sheets アダプターを使用するために構成した送信ポートを選択します。
  2. CData Google Sheets アダプターが要請応答送信ポートで構成されている場合、[One-Way] オプションを無効にします。
  3. [Command Type] メニューで、ストアドプロシージャを選択します。 Schema options for a stored procedure.(Salesforce is shown.)
  4. メニューからストアドプロシージャを選択し、インプットパラメータの値を入力します。 Input parameters and values.(Salesforce is shown.)
  5. ウィザードで表示される概要の設定を確認して[Finish] をクリックし、schema.xsd ファイルを作成します。

スキーマを処理する

BizTalk アプリでスキーマを使用する際は、こちらのチュートリアルをご覧ください。

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