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Azure Analysis Services を使ってGoogle Sheets データをモデル化する方法

CData Connect Cloud を使ってAzure Analysis Services からGoogle Sheets に接続し、リアルタイムGoogle Sheets データをインポートします。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-10-05
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Azure Analysis Services ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Azure Analysis Services(AAS)は、エンタープライズレベルのデータモデルをクラウド上で提供する、フルマネージドのPaaS です。Azure 上で提供されているので、お馴染みの環境で手軽に使い始められます。CData Connect Cloud と連携することで、Google Sheets データをAAS に繋いでBI ツール向けのデータモデルを簡単に作成できます。 この記事ではConnect Cloud からGoogle Sheets に接続し、AAS の拡張機能を有効にしたVisual Studio でGoogle Sheets データをインポートする方法を紹介します。

CData Connect Cloud とは?

CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。

  • SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
  • BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
  • リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
  • ノーコードでシンプルな設定

詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からGoogle Sheets への接続

CData Connect Cloud を使うと、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
  2. コネクションを追加
  3. Add Connection パネルで「Google Sheets」を選択します。
  4. データソースを選択
  5. 必要な認証プロパティを入力し、Google Sheets に接続します。

    スプレッドシートに接続するには、Google への認証を行い、Spreadsheet 接続プロパティにスプレッドシートの名前またはフィードリンクを設定します。Google Drive のスプレッドシートの情報一覧を表示したい場合は、認証後にSpreadsheets ビューにクエリを実行します。

    ClientLogin(ユーザー名 / パスワード認証)は、2012年4月20日より正式に非推奨となり、現在は利用できません。代わりに、OAuth 2.0 認証規格を使用してください。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録します。

    OAuth は、Google Apps ドメインのユーザーに代わって、サービスアカウントを使って接続することもできます。サービスアカウントで認証するには、OAuth JWT 値を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。

    Google アカウント、Google Apps アカウント、二段階認証を使用するアカウントなど、様々なアカウントタイプでGoogle スプレッドシートに接続する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。 コネクションを設定(Salesforce の場合)

  6. Create & Test をクリックします。
  7. (任意の設定)「Add Google Sheets Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、アクセス許可を更新します。 アクセス許可の更新

パーソナルアクセストークンの取得

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。
  4. 新しいPAT を作成
  5. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

接続の設定が完了したら、Azure Analysis Services を使用してVisual Studio からGoogle Sheets データに接続できるようになります。

AAS を使ってVisual Studio からGoogle Sheets に接続

以下のステップでは、Visual Studio からAzure Analysis Services にからCData Connect Cloud に接続して新しいGoogle Sheets データソースを作成する方法を説明します。 続けるには、Microsoft Analysis Services Projects の拡張機能が必要です。拡張機能はこちらからダウンロードできます。

  1. 拡張機能をインストールしたら、Visual Studio で新しいプロジェクトを作成しましょう。「Analysis Services 表形式プロジェクト」を選択します。
  2. Analysis Services Tabular Project を選択
  3. 「新しいプロジェクト構成します」ダイアログが表示されるので、フィールドに必要な項目を入力します。
  4. 新規プロジェクトを設定
  5. 「作成」をクリックします。「テーブルモデルデザイナー」ダイアログボックスが開きます。ワークスペースサーバーを選択し、Azure Analysis Services サーバーのアドレス(例:asazure://eastus.azure.windows.net/myAzureServer)を入力します。 Test Connection をクリックし、サーバーにサインインします。
  6. AAS サーバーを追加
  7. OK をクリックしてプロジェクトを作成します。Visual Studio ウィンドウは、以下のスクリーンショットのようになります。
  8. プロジェクトを作成
  9. Visual Studio の表形式モデルエクスプローラーで、データソースを右クリックして「データソースからインポート」を選択します。
  10. プロジェクトを作成
  11. Table Import Wizard で、SQL Server データベースを選択してConnect をクリックします。Server フィールドに、仮想SQL Server のエンドポイントとポートをカンマで区切って入力します(例:tds.cdata.com,14333)。
  12. SQL Server Authentication をクリックして、次の情報を入力します。
    • User name:CData Connect Cloud のユーザー名を入力します。ユーザー名はCData Connect Cloud のインターフェースの右上に表示されています(例:test@cdata.com)。
    • Password:Settings ページで生成したPAT を入力します。
    Test Connection をクリックします。接続テストに成功したら、Database name リストから目的のリストを選択し、Next をクリックします。
  13. プロジェクトを作成
  14. 次の画面で、Current User を選択してNext をクリックします。
  15. ユーザーを選択
  16. ここでは、最初のオプションを選択してNext をクリックします。
  17. インポートデータを選択
  18. 次の画面で、リストからテーブルを選択してPreview & Filter をクリックします。
  19. テーブルをプレビュー
  20. テーブルにGoogle Sheets からデータが入力されたことを確認できます。
  21. プロジェクトを作成

これでGoogle Sheets データをデータモデルにインポートできたので、Azure Analysis Services にプロジェクトをデプロイして、BI ツールやクライアントアプリケーションなどから利用できます。

おわりに

CData Connect Cloud の30日間無償トライアルを利用して、クラウドアプリケーションから直接100を超えるSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのSQL アクセスをお試しください。

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