データ連携ツールのCloverETL のビジュアルワークフローでHPCC Systems データ連携を作成。
CData JDBC Driver for HPCC Systems は、CloverETL からHPCC Systems へのqueries 処理を実現します。本記事では、CloverETL でJDBC Driver を使い、HPCC Systems をシンプルなCSV ファイルに変換します。
JDBC Data Source でHPCC Systems に接続
- HPCC Systems データへの連携を作成します。CloverETL の新しいgraph で、Outline ペインのConnections ノードを右クリックして、Create Connection をクリックします。Database Connection ウィザードが表示されます。
- +アイコンをクリックして、.jar ファイルをロードします。インストールディレクトリのlib フォルダの cdata.jdbc.hpcc.jar ファイルを選択します。
- JDBC URL を入力します。一般的な接続文字列は:
jdbc:hpcc:URL=http://127.0.0.1:8510;User=test;password=xA123456;Version=1;Cluster=hthor;
接続するには、次の接続プロパティを設定します。Url をサーバーのマシン名もしくはIP アドレス、およびサーバーが起動しているポートに設定します。例えば、https://server:port。Url で指定されたHPCC システムへの認証には、User およびPassword が必要です。LDAP 認証は、現在サポートされていません。
Version をWsSQL Web サーバーのバージョンに設定します。HPCC サーバーにWsSQL サービスをインストールしておく必要があることに注意してください。本製品は、HPCC システムへの連携にWsSQL Web サービスを使います。
Cluster をターゲットクラスタに設定します。

DBInputTable コンポーネントで、HPCC Systems データをクエリ
- DBInputTable をReaders セクションからドラッグし、ジョブフローに置きます。ダブルクリックして、設定エディタを開きます。
- DB コネクションプロパティで、HPCC Systems JDBC をドロップダウンから選択します。
- SQL クエリを入力します。例:
SELECT * FROM hpcc::test::orders
UniversalDataWriter でQuery のOutput を記述
- Writer セクションからUniversalDataWriter をドラッグして、ジョブフローに置きます。
- UniversalDataWriter をダブルクリックして、設定エディタを開き、ファイルURL を足します。
- DBInputTable をダブルクリックして、Extract Metadata をクリックします。
- DBInputTable のOutput ポートをUniversalDataWriter に接続します。
- UniversalDataWriter のSelect Metadata メニューでhpcc::test::orders テーブルを選択します。(UniversalDataWriter のInput ポートを右クリックしてメニューを開くことも可能です。)
- Run をクリックして、ファイルの書き込みを実行します。
