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Intacct ADO.NET Provider

.NET アプリケーションから、Intacct データへの双方向連携を実現し、Contacts、Invoices、Transactions、Vendors などの検索、Items、Customers などの更新が可能に。

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Blazor でSage Intacct データにリアルタイムで連携するアプリを構築


ASP.NET Core Blazor C# でSage Intacct にSQL でクエリ。


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ADO.NET

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Blazor は、.NET を使って対話型のクライアント側Web UI を構築するためのフレームワークです。JavaScript の代わりにC# を使って、UI を作れるところが魅力です。また、既存の.NET ライブラリや.NET エコシステムを使うことができる利点があります。

CData ADO.NET Provider for SageIntacct は、LINQ やEntity Framework などの標準のADO.NET インターフェースを使ってSage Intacct を操作可能にします。Blazor が.NET Core 対応をしているため、Server Side Blazor からADO.NET Provider を使うことができます。この記事では、Server Side Blazor からSage Intacct に接続して直接SQL クエリを実行する方法を説明します。

Blazor はADO.NET Provider の利用が可能

CData ADO.NET Provider for SageIntacct のインストール

CData ADO.NET Provider は、通常であればRDB に接続するフレームワークである ADO.NET DataAdapter やLinqToSQL(もしくはDapper などのORM を挟んでもいいです)であり、Sage Intacct のデータへもRDB と同感覚でアクセスが可能になります。

CData のWebsite からProvider をダウンロードして、マシンにインストールします。NuGet からインストールすることも可能です。Sage Intacct ADO.NET Data Provider で検索してください。

NuGet でADO.NET Sage Intacct Provider をインストール

Blazor でSage Intacct にデータ連携するアプリを構築

Blazor にADO.NET Provider for SageIntacct を接続

  • Visual Studio を立ち上げて、Blazor アプリのプロジェクトを作成します。
  • Blazor アプリを作成
  • ソリューションエクスプローラーで「依存関係」から右クリックで「プロジェクト参照の追加」をクリック。
  • 参照マネージャーが開くので、「参照」ボタンをクリックして、先ほどインストールしたADO.NET Provider の.dll を選択します。「C:\Program Files\CData\CData ADO.NET Provider for SageIntacct 2019J\lib etstandard2.0」内のSystem.Data.CData.SageIntacct.dll」を参照に選びます。
  • ADO.NET for SageIntacct の.dll をBlazor アプリから参照

Blazor でSage Intacct データをSELECT

サンプルプロジェクトの「Page」→「Index.razor」を開きます。

以下のコードを書きます。使っているクエリはおなじみの標準SQL です。Sage Intacct 固有のAPI を書かなくてもRDB と同感覚でSQL が書けるところがADO.NET Prover for SageIntacct の強味です。
@page "/" @using System.Data; @using System.Data.CData.SageIntacct;

Hello, world!

Welcome to your Data app.
@using (SageIntacctConnection connection = new SageIntacctConnection( "User=myusername;CompanyId=TestCompany;Password=mypassword;SenderId=Test;SenderPassword=abcde123;")) { var sql = "SELECT Name, TotalDue FROM Customer"; var results = new DataTable(); SageIntacctDataAdapter dataAdapter = new SageIntacctDataAdapter(sql, connection); dataAdapter.Fill(results); @foreach (DataColumn item in results.Rows[0].Table.Columns) { } @foreach (DataRow row in results.Rows) { @foreach (var column in row.ItemArray) { } }
@item.ColumnName
@column.ToString()
}

ログインメソッドで接続するには、User、Password、CompanyId、SenderId、およびSenderPassword 接続プロパティが必要です。

User、Password、CompanyId は、接続するアカウントのクレデンシャルです。

SenderId およびSenderPassword は、Sage Intacct によって割り当てられたWeb Services クレデンシャルです。

プロジェクトをリビルドして実行します。このようにSage Intacct からデータを直接取得し、HTML テーブル形式にレンダリングしています。

Blazor アプリからSage Intacct データをクエリ

もちろんSaaS データソースへの接続の場合には、RDB 向けのドライバーと違い最終的にはHTTP リクエストが行われるので、サーバーサイド Blazor としてサーバーサイドから実行されるのか、クライアントサイド Blazor として、実行中のブラウザからHTTPリクエストが行われるのかの違いはあります。そのあたりはネットワークやプロキシの設定として注意が必要でしょう。設定はコード内の接続プロパティで可能です。

まとめ

このようにサーバーサイドBlazor アプリから簡単にADO.NET Provider を使ってSage Intacct にリアルタイムでデータ取得を行うアプリを作ることができました。Blazor が.NET Core、フレームワークのツール群を使えるというメリットを活かすことができます。今回はSELECT * でしたが、フィルタリングやJOIN も可能です。INSERT、UPDATE、DELETE も標準SQL で書くことができます。是非、30日の無償評価版でシンプルかつパワフルなADO.NET Provider でのサーバーサイドBlazor 連携をお試しください。