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CData Connect Server

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Looker Studio(旧:Google データポータル) からJSON データに連携してレポートを作成


CData Connect Server を使ってLooker Studio でJSON データを使ったカスタムレポートを作成します。


加藤龍彦
ウェブデベロッパー

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Connect Server

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Looker Studio ロゴ画像

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。Looker Studio(旧:Google データポータル)は、ノーコードで手軽に可視化・ダッシュボード構築できるGoogle 提供のBI ツールですね。私も業務で日々活用しています。そんなLooker Studio ですが、CData Connect Server と組み合わせて使うことで、簡単にJSON データに連携するレポートを作成することができます。この記事では、Looker Studio とConnect Server でJSON に連携するシンプルなレポートを作成する方法をご紹介します。

Looker Studio からCData Connect Server に接続するには、利用するCData Connect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL(例えば、myConnectInstance.cdata.com)での接続が可能な状態にしてください。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(例えば、localhost:8080)またはローカルネットワークのIP アドレス(例えば、192.168.1.x)からしか接続できない場合、Looker Studio はCData Connect Server に接続することができません。


CData Connect Server からJSON に接続

まずは、右側のサイドバーからCData Connect Server の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。CData Connect Server では、直感的なUI でデータソースへの接続およびAPI エンドポイントの作成が可能です。

  1. Connect Server にログインして、「CONNECTIONS」をクリックします。 接続先を追加
  2. 利用できるデータソースアイコンから"JSON" を選択します。
  3. JSON に接続するために必要なプロパティを入力します。

    データソースへの認証については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。本製品は、JSON API を双方向データベーステーブルとして、JSON ファイルを読み取り専用ビュー(ローカル ファイル、一般的なクラウドサービスに保存されているファイル、FTP サーバー)としてモデル化します。HTTP Basic、Digest、NTLM、OAuth、FTP などの主要な認証スキームがサポートされています。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

    URI を設定して認証値を入力したら、DataModel を設定してデータ表現とデータ構造をより厳密に一致させます。

    DataModel プロパティは、データをどのようにテーブルに表現するかを制御するプロパティで、次の基本設定を切り替えます。

    • Document(デフォルト):JSON データのトップレベルのドキュメントビューをモデル化します。本製品 は、ネストされたオブジェクト配列を集約されたJSON オブジェクトとして返します。
    • FlattenedDocuments:ネストされた配列オブジェクトと親オブジェクトを、単一テーブルに暗黙的に結合します。
    • Relational:階層データから個々の関連テーブルを返します。テーブルには、親ドキュメントにリンクする主キーと外部キーが含まれています。

    リレーショナル表現の設定についての詳細は、ヘルプドキュメントの「JSON データのモデリング」を参照してください。また、以下の例で使用されているサンプルデータも確認できます。データには人や所有する車、それらの車に行われたさまざまなメンテナンスサービスのエントリが含まれています。

    Amazon S3 内のJSON への接続

    URI をバケット内のJSON ドキュメントに設定します。さらに、次のプロパティを設定して認証します。

    • AWSAccessKey:AWS アクセスキー(username)に設定。
    • AWSSecretKey:AWS シークレットキーに設定。

    Box 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルへのパスに設定します。Box へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Box への接続 を参照してください。

    Dropbox 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルへのパスに設定します。Dropbox へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Dropbox への接続 を参照してください。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。ユーザーアカウントフローでは、以下の接続文字列で示すように、ユーザー資格情報の接続プロパティを設定する必要はありません。 URI=dropbox://folder1/file.json; InitiateOAuth=GETANDREFRESH; OAuthClientId=oauthclientid1; OAuthClientSecret=oauthcliensecret1; CallbackUrl=http://localhost:12345;

    SharePoint Online SOAP 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。認証するには、User、Password、およびStorageBaseURL を設定します。

    SharePoint Online REST 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。StorageBaseURL は任意です。指定しない場合、ドライバーはルートドライブで動作します。 認証するには、OAuth 認証標準を使用します。

    FTP 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルへのパスが付いたサーバーのアドレスに設定します。認証するには、User およびPassword を設定します。

    Google Drive 内のJSON への接続

    デスクトップアプリケーションからのGoogle への認証には、InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定して、接続してください。詳細はドキュメントの「Google Drive への接続」を参照してください。

    接続先を設定
  4. 「Connect」をクリックします。
  5. Permission -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。

これで、JSON の仮想データベースが作成でき、Looker Studio からの連携が可能になりました。

Looker Studio からJSON データにリアルタイムでアクセスして可視化を作成

ここからは、Looker Studio からCData Connect Server 経由でJSON データに接続して、可視化を作成します。

  1. Looker Studio にログインして、「作成」-> 「データソース」とクリックし、「Partner Connectors」内の「CData Connect Server」を選択します。
  2. Looker Studio で新しい接続を作成
  3. CData Connect Server コネクタを承認します。 Looker Studio でConnect Server を承認
  4. 次に、以下の形式で「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「送信」をクリックしてConnect Server にアクセスします。「インスタンス名」には、設定したConnect Server のURL を入力してください。
    • ユーザー名「インスタンス名/ユーザー名」の形式で入力します。
    • パスワード:Connect Server のパスワードです。
  5. ユーザー名とパスワードを入力してConnect Server に接続
  6. 記事の最初で設定したDatabase (例:JSON1) を選択して、「次へ」をクリックします。
  7. データを表示したいTable (例:people) を選択して、「次へ」をクリックします。 Database とTable を選択
  8. 処理が正常に完了すると右上に「接続」ボタンが出現するので、これをクリックします。
  9. 接続をクリック
  10. 次の画面で、必要な場合にはカラムの設定を変更できます。準備が終わったら、「レポートを作成」をクリックして、データを取得します。
  11. カラム定義を設定
  12. あとは通常のRDB などのデータと同じように、スタイルを選択してビジュアライゼーションを作成できます。
  13. ディメンションと指標を選択して、お好みのビジュアライゼーションを作成しましょう!
  14. Looker Studio でJSON データをビジュアライズ

アプリケーションからJSON データにSQL アクセスを実現

このようにLooker Studio からJSON データに連携ができました。CData Connect Server では、他にも多くのデータソースに対応しています。

アプリケーションから240+ SaaS、ビッグデータ、NoSQL にSQL でデータ連携するには、CData Connect Server をぜひお試しください。