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CData Mule コネクタをオンプレミスまたはクラウドにデプロイ

CData MuleSoft Connector をMule アプリケーションに埋め込み、MuleSoft CloudHub またはオンプレミスサーバーにデプロイ。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-07-11

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData Mule Connector for JSON は、JSON データをMule アプリケーションに接続し、身近なSQL クエリで読み、書き、更新、削除機能を有効にします。Connector を使用することで、ユーザーはリアルタイムJSON データにアクセスできるMule アプリケーションを簡単に作成できます。また、内部アクセスのためのオンプレミスサーバーへのデプロイや、ダイレクトクラウドアクセスのためのMuleSoft CloudHub へのデプロイが可能になります。

Mule アプリへのJSON 接続を追加する

この記事では、CData Mule Connector for JSON をアプリケーションに組み込み、そのアプリケーションをMuleSoft CloudHub およびオンプレミスサーバーにデプロイする手順を説明します。CData JSON Connector に加えて、Mule およびAnypoint Studio をインストールする必要があります。

JSON 接続を埋め込む

以下のステップは、JSON Connector をプロジェクトに追加し、接続とコネクタを構成する方法の概要です。

  1. Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作成します。
  2. CData JSON Connector をアプリケーションに追加します。
  3. 新しいConnection を作成(または既存のものを編集)し、JSON に接続するプロパティを設定します。(以下を参照)接続を設定したら、「Test Connection」をクリックしてJSON への接続を確認します。

    データソースへの認証については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。CData 製品は、JSON API を双方向データベーステーブルとして、JSON ファイルを読み取り専用ビュー(ローカル ファイル、一般的なクラウドサービスに保存されているファイル、FTP サーバー)としてモデル化します。HTTP Basic、Digest、NTLM、OAuth、FTP などの主要な認証スキームがサポートされています。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

    URI を設定して認証値を入力したら、DataModel を設定してデータ表現とデータ構造をより厳密に一致させます。

    DataModel プロパティは、データをどのようにテーブルに表現するかを制御するプロパティで、次の基本設定を切り替えます。

    • Document(デフォルト):JSON データのトップレベルのドキュメントビューをモデル化します。CData 製品 は、ネストされたオブジェクト配列を集約されたJSON オブジェクトとして返します。
    • FlattenedDocuments:ネストされた配列オブジェクトと親オブジェクトを、単一テーブルに暗黙的に結合します。
    • Relational:階層データから個々の関連テーブルを返します。テーブルには、親ドキュメントにリンクする主キーと外部キーが含まれています。

    リレーショナル表現の設定についての詳細は、ヘルプドキュメントの「JSON データのモデリング」を参照してください。また、以下の例で使用されているサンプルデータも確認できます。データには人や所有する車、それらの車に行われたさまざまなメンテナンスサービスのエントリが含まれています。

    Amazon S3 内のJSON への接続

    URI をバケット内のJSON ドキュメントに設定します。さらに、次のプロパティを設定して認証します。

    • AWSAccessKey:AWS アクセスキー(username)に設定。
    • AWSSecretKey:AWS シークレットキーに設定。

    Box 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルへのパスに設定します。Box へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Box への接続 を参照してください。

    Dropbox 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルへのパスに設定します。Dropbox へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Dropbox への接続 を参照してください。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。ユーザーアカウントフローでは、以下の接続文字列で示すように、ユーザー資格情報の接続プロパティを設定する必要はありません。 URI=dropbox://folder1/file.json; InitiateOAuth=GETANDREFRESH; OAuthClientId=oauthclientid1; OAuthClientSecret=oauthcliensecret1; CallbackUrl=http://localhost:12345;

    SharePoint Online SOAP 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。認証するには、User、Password、およびStorageBaseURL を設定します。

    SharePoint Online REST 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。StorageBaseURL は任意です。指定しない場合、ドライバーはルートドライブで動作します。 認証するには、OAuth 認証標準を使用します。

    FTP 内のJSON への接続

    URI をJSON ファイルへのパスが付いたサーバーのアドレスに設定します。認証するには、User およびPassword を設定します。

    Google Drive 内のJSON への接続

    デスクトップアプリケーションからのGoogle への認証には、InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定して、接続してください。詳細はドキュメントの「Google Drive への接続」を参照してください。

    Add the CData JSON Connector and Configure the Connection (Salesforce is Shown)
  4. Operation、Query タイプ、SQL クエリを使用してCData JSON Connector を構成します。 Configure the CData JSON Mule Connector (Salesforce is Shown)
  5. アプリケーションを終了して保存します。

アプリケーションが完成したら、Anypoint Studio をAnypoint Platform と組み合わせて使用し、MuleSoft CloudHub インスタンスまたはオンプレミスサーバーにアプリケーションをデプロイできます。

MuleSoft CloudHub にデプロイする

  1. 「Project」を右クリックし、「Anypoint Platform」->「Deploy to Cloud」を選択します。 Deploying the project to MuleSoft CloudHub from Anypoint Studio
  2. デプロイメントを設定し、「Deploy Application」をクリックします。 Configuring the application deployment
  3. デプロイが完了したら、Anypoint Platform Runtime Manager に移動してデプロイされたアプリケーションを管理します。 Managing the deployed application from the Anypoint Platform Runtime Manager

アプリケーションがデプロイされると、必要なパラメータを追加してApp URL に移動することで、Web 上のどこからでもアクセスできるようになります。

Accessing the deployed application.

オンプレミスサーバーにデプロイする

Anypoint Platform を介してMule アプリケーションをオンプレミスサーバーにデプロイするには、Mule Server インスタンスをマシンにインストールする必要があります。以下のステップでは、Anypoint Platform にオンプレミスサーバーを追加し、Mule アプリケーションをデプロイする方法を説明します。

オンプレミスMule Server をAnypoint Platform に追加する

  1. 実行中の場合、オンプレミスのMule Server を停止します。
  2. Anypoint Platform に移動して「Add Server」をクリックし、サーバーを追加するセキュリティトークンを含むコマンドを表示します。 Generating the command to add the on-premise server to the Anypoint Platform.
  3. MuleSoft Runtime Manager Agent をセットアップします(Windows の場合、amc_setup.bat ... を実行)。

    %MULE_HOME%\bin> amc_setup -H 12ab3cd4-567e-8fa9-0123-4b56c7de8901---234567 MYSERVER
  4. オンプレミスMule Server を開始します(Windows の場合、mule.bat を実行)。

    %MULE_HOME%\bin> mule

Mule アプリケーションをデプロイする

  1. Anypoint Studio で、「project」を右クリックし、「Export」を選択します。
    • Mule フォルダにて、「Anypoint Studio Project to Mule Deployable Archive」を選択し、「Next」をクリックしてデプロイ可能なファイルを作成します。 Exporting the Mule Application to be deployed.
  2. Anypoint Platform Runtime Manager で「Applications」に移動し、「Deploy Application」をクリックします。
    • アプリケーションに名前を付けます。
    • Deployment Target としてオンプレミスサーバーを選択します。
    • 「Application File」の下で「Choose file」->「Upload file」とクリックし、エクスポートしたプロジェクトを選択します。
    • 「Deploy Application」をクリックします。
    Configuring the application deployment.

アプリケーションをオンプレミスサーバーにデプロイすると、サ-バーにアクセス可能な任意のブラウザからアクセスできるようになります。サーバーのアドレスとポートに移動し、アプリケーションに必要なURL パラメータを追加します。

Accessing the Mule Application on the on-premise server.

これで、JSON データを使用するMule アプリケーションがデプロイできました。Mule Connector for JSON の30日間の無償トライアルをダウンロードして、Mule アプリケーションでCData の強力なデータ連携をご体感ください。

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