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Apache Kafka データに連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Crystal Reports でKafka データに連携して帳票を作成

レポートウィザードを使って、最新のKafka 連携データを使った帳票を作成。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2022-06-11
kafka ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
SAP Crystal Reports ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。



Crystal Reports には、JDBC 標準向けのサポートが組み込まれています。この記事では、Kafka の機能を持つ帳票を作成するレポート作成ウィザードの使い方を説明します。

Kafka JDBC Driver のインストール

CData JDBC Driver for ApacheKafka を、ドライバーのJAR をCrystal Reports のクラスパスに含めてインストール:DataDriverCommonElement の下のClassPath element のパスに、 .jar を含むファイルのフルパスを追加します。

CRConfig.xml は通常C:\Program Files (x86)\SAP BusinessObjects\SAP BusinessObjects Enterprise XI 4.0\java に配置されます。— パスはインストールによって若干異なる場合があります。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。

ClassPath にJAR を追加したら、Crystal Reports を再起動します。

Kafka データに接続

下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってKafka 接続を作成します。

  1. 新しい空の帳票で、[Create New Connection]>[JDBC (JNDI)]をクリックします。
  2. ウィザードでJDBC 接続URL を選択します。

    jdbc:apachekafka:User=admin;Password=pass;BootStrapServers=https://localhost:9091;Topic=MyTopic;
  3. ドライバーのクラス名を設定:

    cdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver

    BootstrapServers およびTopic プロパティを設定して、Apache Kafka サーバーのアドレスと、対話するトピックを指定します。

    認可メカニズム

    • SASL PlainUser およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Plain' に設定します。
    • SASL SSLUser およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Scram' に、UseSSL はtrue に設定します。
    • SSLSSLCert およびSSLCertPassword プロパティを指定する必要があります。UseSSL はtrue に設定します。
    • KerberosUser およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Kerberos' に設定します。

    サーバー証明書を信頼する必要がある場合があります。そのような場合は、必要に応じてTrustStorePath およびTrustStorePassword を指定してください。

帳票をデザイン

JDBC 接続をKafka に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってKafka を帳票に追加できます。

  1. 帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、SampleTable_1 テーブルのId およびColumn1 カラムを使います。

    Kafka データ accessible as tables and columns in the Report Wizard. (Salesforce is shown.)
  2. チャートの種類を設定 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はKafka データ に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、ライブKafka データ に対してクエリを実行します。

    Chart type, axes, and summary type in the Report Wizard. (Salesforce is shown.)
  3. 必要に応じて、ほかのフィルタや帳票テンプレートを設定します。
  4. データのインポートが終わったら、データをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。[Insert]>[Chart]をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total Column1 by Id を表すグラフを作成するには、Id を[On Change Of]メニューセレクションの下のボックスに追加してからColumn1 を[Show Values]の下のボックスに追加します。

    The x and y axes of the chart.

完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。

A chart with null values filtered out. (Salesforce is shown.)

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