Jetty コネクションプールからKingdee K3 WISE データに連携。

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for KingdeeK3WISE は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にKingdee K3 WISE データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for KingdeeK3WISE を設定します。

DBC Driver for KingdeeK3WISE を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とKingdee K3 WISE の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、Kingdee K3 WISE データソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='kingdeek3wisedemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="kingdeek3wisedemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="kingdeek3wisedemo"/></Arg> <Arg>jdbc/kingdeek3wisedb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.kingdeek3wise.KingdeeK3WISEDriver"> <Set name="url">jdbc:kingdeek3wise:</Set> <Set name="User">myuseraccount</Set> <Set name="Password">mypassword</Set> <Set name="URL">http://ip</Set> <Set name="AccountId">myaccountid</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   接続するには、以下を設定します。

   • URL：Kingdee のルートURL。例えば、Kingdee 13.1 のURL はホストのIP です。
   • AccountId：Kingdee のAisID（アカウントのセットのId）。
   • User：Kingdee に接続するユーザー。
   • Password：ユーザーのパスワード。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/kingdeek3wisedb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/kingdeek3wisedb へのルックアップでKingdee K3 WISE データにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource mykingdeek3wise = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/kingdeek3wisedb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。