ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →加藤龍彦
ウェブデベロッパー
Power Automate(旧名:Microsoft Flow)は、一般的なアプリとサービスのイベント(ワークフロー)を自動化するオンラインサービスです。CData Connect Server と組み合わせることで、Magento データを使用した自動化タスクの作成を実現できます。この記事では、Power Automate からConnect Server に接続し、Magento データをワークフローとタスクに統合する方法を説明します。
Power Automate はCData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をMagento に直接渡し、サーバーサイドの処理を利用してMagento データを素早く返します。
以下のステップでは、CData Connect Server のインスタンスが必要になります。まずは、こちらからConnect Server をダウンロード・インストールしてください。
CData Connect Server を使えば、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、API を生成できます。
Magento はOAuth 1 認証標準を使用します。Magento REST API に接続するには、Magento システムにアプリを登録してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティの値を取得する必要があります。 OAuth 値を取得して接続するには、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
また、Magento システムへのURL を提供する必要があります。URL は、Magento REST API を顧客として使用しているか管理者として使用しているかによって異なります。
Customer: Magento を顧客として使用するには、事前にMagento のホームページで顧客アカウントを作成します。これを行うには、「アカウント」->「登録」をクリックします。それからURL 接続プロパティをMagento システムのエンドポイントに設定します。
Administrator: Magento を管理者として使用するには、代わりにCustomAdminPath を設定します。この値は、「Admin」メニューの「Advanced」設定で取得できます。「System」->「Configuration」->「Advanced」->「Admin」->「Admin Base URL」を選択することでアクセスできます。
このページ上の「Use Custom Admin Path」設定がYES に設定されている場合、値は「Custom Admin Path」テキストボックス内にあります。それ以外の場合は、CustomAdminPath 接続プロパティをデフォルト値の"admin" に設定します。
Connect Server を使用してMagento データをPower Automate タスクに統合するには、新しいSQL Server 接続を作成します。
Connect Server への接続が構成されたら、いよいよMagento データをPower Automate タスクに統合しましょう。
以上で、Power Automate タスクからリアルタイムMagento データへの接続ができるようになりました。
Connect Server を使えばMagento 以外にも270種類以上のSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのSQL アクセスが可能です。ぜひ、こちらから30日間無償トライアルをお試しください。