ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →Adobe Commerce Driver の30日間無償トライアルをダウンロード
30日間の無償トライアルへCData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Apache Spark は大規模データ処理のための高速エンジンです。CData JDBC Driver for AdobeCommerce と組み合わせると、Spark はリアルタイムでAdobe Commerce データに連携して処理ができます。本記事では、Spark シェルに接続してAdobe Commerce をクエリする方法について解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムAdobe Commerce と対話するための高いパフォーマンスを提供します。Adobe Commerce に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接Adobe Commerce にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してAdobe Commerce を操作して分析できます。
まずは、本記事右側のサイドバーからAdobeCommerce JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for AdobeCommerce/lib/cdata.jdbc.adobecommerce.jar
Adobe Commerce はOAuth 1 認証標準を使用します。Adobe Commerce REST API に接続するには、Adobe Commerce システムにアプリを登録してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティの値を取得する必要があります。 OAuth 値を取得して接続するには、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
また、Adobe Commerce システムへのURL を提供する必要があります。URL は、Adobe Commerce REST API を顧客として使用しているか管理者として使用しているかによって異なります。
Customer: Adobe Commerce を顧客として使用するには、事前にAdobe Commerce のホームページで顧客アカウントを作成します。これを行うには、「アカウント」->「登録」をクリックします。それからURL 接続プロパティをAdobe Commerce システムのエンドポイントに設定します。
Administrator: Adobe Commerce を管理者として使用するには、代わりにCustomAdminPath を設定します。この値は、「Admin」メニューの「Advanced」設定で取得できます。「System」->「Configuration」->「Advanced」->「Admin」->「Admin Base URL」を選択することでアクセスできます。
このページ上の「Use Custom Admin Path」設定がYES に設定されている場合、値は「Custom Admin Path」テキストボックス内にあります。それ以外の場合は、CustomAdminPath 接続プロパティをデフォルト値の"admin" に設定します。
JDBC 接続文字列URL の作成には、Adobe Commerce JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.adobecommerce.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val adobecommerce_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:adobecommerce:OAuthClientId=MyConsumerKey;OAuthClientSecret=MyConsumerSecret;CallbackURL=http://127.0.0.1:33333;Url=https://myadobecommercehost.com;").option("dbtable","Products").option("driver","cdata.jdbc.adobecommerce.AdobeCommerceDriver").load()
Adobe Commerce をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> adobecommerce_df.registerTable("products")
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します。
scala> adobecommerce_df.sqlContext.sql("SELECT Name, Price FROM Products WHERE Style = High Tech").collect.foreach(println)
コンソールで、次のようなAdobe Commerce データを取得できました!これでAdobe Commerce との連携は完了です。
CData JDBC Driver for AdobeCommerce をApache Spark で使って、Adobe Commerce に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。30日の無償評価版 をダウンロードしてぜひお試しください。