Jetty コネクションプールからMariaDB データに連携。

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for MariaDB は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にMariaDB データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for MariaDB を設定します。

DBC Driver for MariaDB を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とMariaDB の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、MariaDB データソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='mariadbdemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="mariadbdemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="mariadbdemo"/></Arg> <Arg>jdbc/mariadbdb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.mariadb.MariaDBDriver"> <Set name="url">jdbc:mariadb:</Set> <Set name="User">myUser</Set> <Set name="Password">myPassword</Set> <Set name="Database">NorthWind</Set> <Set name="Server">myServer</Set> <Set name="Port">3306</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   接続には、MariaDB サーバーのServer およびPort プロパティを設定します。IntegratedSecurity をFALSE に設定する場合、User およびPassword プロパティが必要になります。Database は設定すればデータベースの指定が可能です。設定しない場合には全データベースが使えます。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/mariadbdb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/mariadbdb へのルックアップでMariaDB データにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource mymariadb = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/mariadbdb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。